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更新日:2019年11月22日
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経塚は、昭和25年と27年に千葉市誌編纂委員会・千葉県立千葉第一高等学校郷土研究クラブが実施した千葉寺跡の発掘調査により、本堂の西方30mの地点から発見されました。経塚遺物はローム層下約30cm、径約50cmの黒褐色腐植土によって満たされた小坑の中で発見され、坑の上面には長径5cm前後の河原石が敷き詰められていました。木箱を外容器とした無槨式の経塚と推定されています。
出土資料は、経筒2口、坏形土師器1個、青白磁合子1合、檜扇断片一括、蝙蝠扇断片一括、鉄釘一括などです。経筒は保存の比較的よい1口と破損の多い1口の2口で、2口とも銅版打物製、筒身は銅版を曲げて円筒とし、つなぎめは上下4か所で鋲留めしています。出土時には筒内部に紙本経の残塊と思われる一塊の紙質が入っていました。
名称 | 千葉寺経塚出土資料 |
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ふりがな | ちばでらきょうづかしゅつどしりょう |
指定(指定年度) | 県指定(平成15年) |
区分/種別 | 有形文化財 考古資料 |
時代 | 平安 |
所在地 | 中央区青葉町(県立中央博物館内) |
所有者 | 千葉県 |
公開/非公開 | 非公開 |
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