
動物園の社会的役割として、「種の保存」「調査研究」「教育普及」「レクリエーション」があります。千葉市動物公園では、さまざまな学校、研究・学術団体、企業との連携も含め、包括的な調査研究、教育普及活動を「アカデミア・アニマリウム」と称し、活動を推進しています。
星空の動物園
星座が教えてくれる宇宙・神話・動物
古代より伝わる星座に動物名が多いのは、古代メソポタミアやギリシャの人々にとって、その動物が身近だったからで、それらは想像上の動物というわけではなく、その地域に、その時代、実際にいた動物たちです。
NHKラジオ「子ども科学電話相談」で、天文担当回答者を務める永田美絵先生、動物担当回答者を務める成島悦雄先生が、動物名がついた17星座について、それぞれの専門分野を生かして解説する本です。
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ライオンはなぜ星座になったの?
『星空の動物園』出版記念講演会

- 日時 2026年1月25日(日)13:30~16:00
- 場所 動物科学館1F レクチャールーム(150席)※先着順
ライブ配信 千葉市動物公園公式YouTube(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
- 講演者
- コスモプラネタリウム渋谷 チーフ解説員
永田 美絵(ながた みえ)先生
- (公社)日本動物園水族館協会 顧問
成島 悦雄(なるしま えつお)先生
- 講演内容
- 13:30~
星座は約5000年前、古代メソポタミアの人々が暦を作るため、黄道上の星を結んだのが始まりで、古代ギリシャに伝わり、神話ができました。そんな文化的側面の一方、星座には季節のちがいや構成する星々など、天文学・宇宙科学の側面もあります。NHKラジオ「子ども科学電話相談」の【天文・宇宙】担当の永田先生が、星座と神話、宇宙について語ります。
- 14:00~
星座の名前に動物が多いのは、古代メソポタミアやギリシャの人々にそれらの動物が身近だったから。その動物の多くは星座が作られた時代、その地域に実際にいた動物です。星座になったのは、人々が恐れる動物、美しい動物など…NHKラジオ「子ども科学電話相談」の【動物】担当で、元動物園勤務の成島先生が、星座になった動物たちの真の姿に迫ります。
- 14:30~
「子ども科学電話相談」で担当のちがう、永田先生と成島先生ですが、じつは宇宙科学も動物学も同じ自然科学で、大きな視点では、地球に生まれた動物や人間は宇宙から生まれたものであり、同じく宇宙から生まれた星々と何ら変わりはありません。永田先生、成島先生が「子ども科学電話相談」収録時のエピソードも交えて、いっしょに楽しく語ります。
- 15:00~
質疑応答
【お二人への質問を事前募集します。
質問はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)へお寄せください。
2026年1月14日までの質問を優先して回答します。】
- 15:30~
本の販売・サイン会 ※お支払いは現金のみです。
- 対象 小学生以上におすすめです