有害鳥獣対策

令和5年度の千葉市の鳥獣による農作物の被害金額は約1,238万円で、前年度の1,177万円と比べ、わずかに増加し、依然として深刻な影響を及ぼしています。

近年では、カラスやハクビシンに加えて、アライグマやイノシシの被害が増加しています。イノシシの被害は緑区の越智町、下大和田町、大木戸町、土気町や若葉区の中野町などに加え、若葉区北部の下泉町や富田町で発生しており、農作物の食害だけでなく、田畑の掘り起こしなどの物理的な被害も発生しています。

千葉市では、市、猟友会、JA等で構成される千葉市鳥獣被害防止対策協議会（市協議会）が中心となって、有害鳥獣対策を行っています。

令和6年度狩猟免許試験の実施のお知らせ

千葉県の狩猟免許試験は、新型コロナウイルス感染症の影響で、試験回数、受験者数が制限されていましたが、今年度から試験回数および定員が拡充されました。狩猟免許の取得を検討されている方は、この機会にぜひ前向きにご検討ください。

• 令和6年度狩猟免許試験のご案内（外部サイトへリンク）（別ウインドウで開く）

令和6年度狩猟免許更新手続きのご案内

千葉県の狩猟免許の適性試験及び講習の詳細についての情報が更新されました。

• 令和6年度狩猟免許更新手続きのご案内（外部サイトへリンク）（別ウインドウで開く）

箱わな設置について（アライグマ等による農業被害でお困りの方へ）

市協議会では、農業者が、農作物被害を防止する目的でアライグマ・ハクビシン等を捕獲したいとき、箱わなの設置を行っています。

※鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等は「鳥獣の保護並びに狩猟の適正化に関する法律」により、原則禁止されています。

市協議会では、捕獲の許可を得ておりますので、アライグマ・ハクビシンによる農業被害でお困りの方はご連絡ください。

地域ぐるみの対策について

鳥獣対策の3つの柱

鳥獣対策には、「捕獲（免許及び県からの許可が必要）」「侵入防止のための防護」「鳥獣のすみにくい環境管理」の3つを組み合わせて行うことが重要です。また、ひとりで対策するのではなく、地域が一体となっての対策が必要です。特に、「鳥獣のすみにくい環境管理」については、耕作放棄地や山林を刈払う、また、地域で収穫しない果樹が鳥獣を引き寄せないよう対応を考える等、広い範囲での取り組みが含まれるため、地域ぐるみでの対策が必要になります。

地域協議会を設立しましょう

地域ぐるみの対策を行うには、地域協議会を設立することをおすすめします。メリットとしては、地域で捕獲活動をするための狩猟免許取得・捕獲許可申請・免許取得後の講習の受講などにおいて市の支援を受けられたり、他地域との情報交換がし易くなります。市内では、板倉町、大椎町、大和田地区、越智町、土気町、中野本郷地区、大木戸町、下田町において地域協議会が設立され、協議会の構成員を中心に有害鳥獣対策を行っています。

地域協議会設立を希望される集落の方へ

市や有害鳥獣専門アドバイザーが設立を支援します。

設立にあたり、獣害について知る「説明会」や、地域での獣害対策として何が行えるか話し合う「対策検討会」を市や有害鳥獣専門アドバイザーの協力のもとで開催し、具体的な地域協議会での活動内容を一緒に考えていきます。

詳しくは市へお問い合わせください。

鳥獣のすみにくい環境管理をするには

1.集落みんなで協力し、徹底して「餌」を取り除きましょう

収穫しない野菜や果実、間引いた株などは速やかに片付け、畑や山林に放置しないようにしましょう。収穫しない栗や渋柿などの木は、伐採してしまうことも有効です。

2.すみ家をなくしましょう

耕作放棄地や荒れた山林は、鳥獣のすみ家となってしまいます。特にイノシシの場合、このような場所で繁殖します。

千葉市鳥獣被害防止対策協議会の活動～本市の支援策～

鳥獣による農業被害対策については、市、JA、猟友会等で組織する協議会が中心となって、千葉市鳥獣被害防止計画に基づき以下の取組みを行っています。

• 捕獲
• 電気柵の設置
• わな免許取得の補助
• イノシシ対策講習会

イノシシ情報提供のお願い

急速に生息域を広げつつあるイノシシについては、緊急性が高いため、田畑【農作物被害】において目撃したり足跡等を発見した場合はご連絡ください。

イノシシ対策のためのアンケート調査結果

令和5年10月から12月にかけて、イノシシの出没情報のある地域を対象とし、農業組合長および地域協議会長に対してアンケート調査を行いました。調査の結果、生息情報が91件寄せられたほか、各地域のイノシシによる農作物の被害程度も確認できました。

• 令和5年度千葉市イノシシ対策のためのアンケート調査結果概要（PDF：2,163KB）

千葉市鳥獣被害防止計画

鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための施策を実施するため、千葉市鳥獣被害防止計画を策定しています。

• 千葉市鳥獣被害防止計画（PDF：281KB）
• 捕獲体制（PDF：54KB）

イノシシ対策一斉刈払い月間の実施について

「耕作放棄地を刈払ってイノシシを追い払おう！」（PDF：2,253KB）

10月は千葉県のイノシシ対策一斉刈払い月間です。

耕作放棄地はイノシシの格好の棲み家です。耕作放棄地を定期的に刈払い農地を適切に管理し、イノシシによる農作物被害を防ぎましょう！

【問合せ先】

千葉県千葉農業事務所企画振興課電話：043-300-1985

千葉市農政センター農業経営支援課電話：043-228-6275

狩猟期間が始まります。

狩猟期間は、11月15日から2月15日までです。
狩猟者はマナーを守り、安全な狩猟に努めましょう。また、器具等の消毒、泥の洗い流し等、CSF(豚熱)の感染拡大防止にご協力お願いいたします。
野外で活動する方は、目立つ服装をしたり、ラジオなど音の出る物を携行するなど、安全対策を心がけてください。

【問合せ先】千葉県庁自然保護課電話：043-223-2972

長距離無線パトロールシステム子機一般競争入札のお知らせ

次のとおり一般競争入札を実施しますのでお知らせします。
・発注主体　　　　　千葉市鳥獣被害防対策協議会
・件　　名　　　　　長距離無線パトロールシステム子機
・調達物品及び数量　長距離無線パトロールシステム子機83台
・納入場所　　　　　千葉市農政センター内
・納入期限　　　　　令和6年9月23日（月曜日）
・入札日時　　　　　令和6年8月30日（金曜日）
・入札場所　　　　　千葉市農政センター
詳細につきましては入札公告等をご覧ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・入札公告（PDF：146KB）
・入札参加資格確認申請書（ワード：19KB）　（入札参加資格確認申請は、提出期限（8月20日）を過ぎましたので、受付を終了しました。）
・入札説明書（PDF：166KB）
・仕様書（PDF：104KB）
・入札書・委任状・入札辞退届・誓約書（ワード：24KB）
・千葉市契約規則（PDF：274KB）      
・質問書（ワード：20KB） （ワード：20KB）          

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