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更新日:2019年11月15日
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ちば市議会だより第106号(5~8面)
ちば市議会だより No.106(1~8面) 令和元年(2019年)11月15日 |
発行/千葉市議会 |
10月3日の決算審査特別委員会では、5分科会の審査概要について報告が行われた後、5人の委員が会派を代表して意見表明を行い、採決の結果、各会計決算を原案どおり可決・認定しました。各会派の意見表明の概要は次のとおりです(通告順に掲載)。
一般会計や国民健康保険事業の実質収支は黒字となり、また、建設事業分の債務負担行為の抑制など、主要債務総額についても目標年次を上回る削減に努めるなど財政健全化に向け一定の進展がみられることは評価します。今後もさらなる財政健全化に努め、市民福祉の向上や将来にわたり持続可能な活力ある千葉市を築くため、一層の努力を求めます。
財政健全化プランの取り組みについては、市民の理解を得ながら、収支改善を進めてきたことを評価します。また、各事業の内容と効果については、まちづくりや子育てなど将来に向けての施策に取り組んで来た様子がうかがえたことから、概ね均衡のとれた財政運営が行われたと判断します。さらなる、情報公開や市民への理解を進め、市民生活の向上に資する事業を着実に推進することを求めます。
必要性が問われる大型開発事業は推進する一方で、心身障害者福祉手当カットや、家庭ごみ有料化など負担は増え、また、道路、公園トイレ、文化ホール整備など市民生活に直結した事業は不十分で、市民生活向上を十分に果たしたとは言い難い決算です。「誰も置き去りにしない」千葉市を目指すなら、真に必要な福祉カットは中止し、市民の暮らしや生活に密着した事業への財政転換を強く求めます。
徴収対策推進により市税徴収率が前年度を上回るなど、財政健全化に向けた取組成果は評価しますが、病院事業において多額の赤字を抱え、基金からの借入残高が多額であるなど財政状況はいまだ厳しく、今後も財政健全化に向けた取り組みを確実に進める必要があります。新年度の予算編成では、市民の切実な要望や我が会派の指摘をしっかりと受け止め、的確な対応を求めます。
市債残高を8年連続で100億円以上削減し、財政健全化への歩みを進め、また、施策では、避難所運営委員会や自主防災組織の助成拡充、在宅医療・介護連携支援センター設置、病児・病後児保育や認定こども園の拡充など評価します。今後も将来負担とのバランスに配慮し、投資を的確に行い、将来世代に引き継ぐための魅力ある街づくりに向け、最大の努力をお願いします。
5つの分科会審査の結果、まとめられた10項目の指摘要望事項を市長に提出し、市政運営に反映させるとともに、反映状況の報告を求めました。
1防災・減災対策については、近年の災害発生状況を踏まえ、強風や豪雨、停電等の状況下においても市民に情報が伝わるよう、防災行政無線の充実に加え、多様な情報伝達手段の導入を検討されたい。
また、自主防災組織については、災害時にその力を十分発揮できるよう、育成強化に引き続き努めるとともに、避難所運営委員会や消防団との適切な役割分担のもと、地域防災力のさらなる強化を図られたい。
2オリンピック・パラリンピックについては、競技会場都市として大会を成功に導くことはもちろんのこと、四つの地域資源を初めとした本市の魅力を国内外にアピールする絶好のチャンスであることから、庁内で連携をとりながら、機会を逃さず効果的なPRに努められたい。
3ひきこもり地域支援センターについては、年々相談件数が増加し深刻化していることから、支援相談員やひきこもりサポーターの一層の増員を図るとともに、アウトリーチ型支援を推進し、子ども若者総合相談センター(Link)など関係機関とのさらなる支援体制の充実強化に取り組まれるほか、本市ひきこもり支援施策の積極的な周知啓発に努められたい。
4病院事業については、第4期病院改革プランの取り組み初年度として、一定の成果が見られるものの、引き続き経営改善が必要なことから、さらなる費用削減に努められたい。
また、市立病院の使命として、市民が必要とする医療を提供するため、必要な診療科の検討を行うとともに、医師や看護職員については、病床の稼働状況や労働環境も考慮しながら、適正な配置に努めるなど、持続可能な病院経営につながるよう取り組まれたい。
5パラスポーツの推進については、本市がパラリンピック競技大会の競技会場都市であることを踏まえ、大会成功に向けたさらなる機運の醸成に努めるとともに、大会開催後もパラスポーツが広く市民に親しまれるスポーツとして定着することが肝要であることから、引き続き競技用具の整備等によりパラスポーツの普及促進を図るなど、大会閉会後を見据えた施策展開にも意を用いられたい。
6MICEの推進については、国際会議等の誘致による経済波及効果が大きいことに加え、市内産業振興にも大いに寄与することから、主催者となりうる市内の学術・研究機関等と連携を図りながら、引き続き誘致の増加に向けた取り組みに努められたい。また、国内外から訪れる多くの方々を市内に長く滞在させることも肝要であることから、インバウンドに係る調査により得られたデータを活用し、多角的な視点を取り入れた施策展開を図られたい。
7子どもルームの待機児童対策については、子どもルーム指導員の確保が喫緊の課題であることから、指導員の勤務環境の改善を図り、指導員不足の解消に取り組まれたい。また、保育環境のさらなる充実を図るとともに、運営事業者に対して適切に指導、助言を行うなど、子どもの成長発達にかなった保育が行われるよう、保育の質の確保に十分留意されたい。
8公民館については、利用しやすい施設となるよう計画的な修繕等を実施することはもとより、主催事業の実施に当たっては、職員の企画能力の向上に資する研修の充実を図るとともに、施設管理者や地域の方々と連携するなど、各地域の課題や特性に即した講座の企画や実施に努められたい。
9立地適正化計画に基づく地域公共交通網形成計画の策定に当たっては、市内の団地再生との連動性を高め、都市のスポンジ化対策に取り組むとともに、人口の流入促進の観点から、結婚新生活支援事業等の効果を再検証するなど、ニーズを的確に捉えながら施策展開し、快適な居住環境の構築に意を用いられたい。
10道路環境の整備については、災害に強いまちづくりの観点から、路面下の空洞調査や舗装修繕、樹木管理を引き続き適切に行うなど、関係部局と連携した施策展開を図られるとともに、電線共同溝整備の計画的な推進に当たっては、最適な手法を検討し、コスト削減等の効率的な整備に取り組まれたい。
9月12日の常任委員会では、決算議案以外の議案や請願・陳情を、所管の常任委員会で、詳しく審査しました。質疑の一部をご紹介します。
〔問〕
今回の地方公務員法の改正によってどのような影響があるのか。
〔答〕
成年被後見人等に係る欠格条項が削除されるため、今後は成年被後見人等も職員になることが可能となる。また、職員が成年被後見人等に該当してもただちに失職することがなくなる。その中で、職務遂行能力等については、試験や面接などで、しっかり判断していくとともに、職員が該当した際は、本人の状況に応じた業務分担や支援体制を検討していきたい。
〔問〕
若葉区全域の小学4年生を対象に、尿中ニコチン代謝物質検査を行うとのことだが、対象地域等の選定理由は。
〔答〕
各区保健福祉センターでの乳幼児健診の際に保護者の喫煙について質問しており、その結果、喫煙率が最も高かった若葉区を選定した。また、小学4年生を対象としたのは、防煙教育も併せて実施するため、自分自身の健康に関心を持ち、理解できる年齢で、かつ、できるだけ早い時期に、ということである。
〔問〕
高額な費用をかけて改修する理由は。
〔答〕
全国に先駆けて開催する250競輪に向け、良い選手に来てもらうためには、宿泊施設の充実が必要である。また、パラリンピックの選手にも来てもらうために、バリアフリー対応が必要である。そして、競輪を開催する上で必要不可欠な施設であるため、計画的に保全し、施設の長寿命化を図る必要がある。
※250競輪 屋内木製250メートル走路を使用し、国際大会で実施する競走ルールに基づく新たな競輪
〔問〕
子ども施策の充実が重要と考えているところ、子どもの医療費の助成に関する条例を改正し、保険調剤に自己負担を設ける理由を伺う。
〔答〕
子ども医療費助成制度は、多額の安定財源を要する事業であり、国に財源措置を含めた統一的な制度の創設を求めているが、国の制度化までの間、制度を維持可能なものとするため、公費と保護者自己負担の見直しを図ることとした。
(1日・1回あたり)
助成対象 |
0歳~ |
小学校4年生~ |
入院 |
300円 |
300円 |
通院 |
300円 |
500円 |
保険調剤 |
300円 |
500円 |
(施行期日:令和2年8月1日)
※入院及び院内処方における調剤は対象外
※市民税所得割非課税世帯は自己負担額無料
〔問〕
野球場を廃止した後の跡地利用について伺う。
〔答〕
跡地利用については、「千葉公園再整備マスタープラン」の策定作業の中で検討し、より多くの方にご利用いただけるような機能を導入することが望ましいという結論になった。現段階では、賑わいづくりに資するような芝生広場などを考えており、併せて民間活力導入の可能性についても、今後検討していきたい。
台風15号が9月9日に本市を直撃し大規模な停電が発生するなど、市民生活に大きな影響を及ぼしていることから、議長は、早期の対応を求める要望書を9月12日に市長に提出しました。
1住宅被害を受けた市民へは、迅速にり災証明書を交付するほか、停電や断水等が発生している地域には、避難所の開設や給水などの支援を行うこと。
2学校施設など被害を受けた施設については、必要な財源を確保し、早急な復旧に努めること。
3停電の原因究明と今後の対策について、電力供給事業者に要請すること。
要望書の詳しい内容は市議会ホームページに掲載しています。(スマートフォン等をお持ちの方は、QRコードからアクセスできます)
26人の議員が、市政に関する一般質問を行いました。主な質問項目は次のとおりです。内容は市議会ホームページの議会中継(録画放映)でご覧いただけます(スマートフォン等をお持ちの方は、QRコードからアクセスできます)。
●保育について
(安喰 初美 日本共産党)
●教育機会確保への取り組みについて
(青山 雅紀 公明党)
●病院事業について
(橋本 登 無所属)
●SOS緊急ボタンの普及について
(石川 弘 自由民主党)
●猛暑対策について
(桜井 秀夫 公明党)
●中央区の公園の維持管理について
(蛭田 浩文 無所属)
●救急出動について
(川村 博章 自由民主党)
●SDGsと市政について
(酒井 伸二 公明党)
●多様性のある共生社会の実現に向けての学校現場での取り組みについて
(岩井 美春 未来民主ちば)
●AEDについて
(小松﨑 文嘉 自由民主党)
●子どもルームについて
(盛田 眞弓 日本共産党)
●学校給食について
(小坂 さとみ 未来民主ちば)
●金属スクラップヤード等再生資源物の屋外保管場所について
(野本 信正 日本共産党)
●多文化共生について
(秋山 陽 未来民主ちば)
●生活保護と生活困窮者支援について
(渡辺 忍 無所属)
●プラスチックごみの削減について
(岩﨑 明子 市民ネット)
●武器見本市について
(中村 公江 日本共産党)
●発電所計画と健康・粉じん対策について
(福永 洋 日本共産党)
●不育症・不妊症対策について
(近藤 千鶴子 公明党)
●自然災害時の対応について
(伊藤 隆広 無所属)
●新庁舎の整備について
(三瓶 輝枝 未来民主ちば)
●病院行政について
(米持 克彦 自由民主党)
●SDGsと持続可能なまちづくりについて
(小川 智之 自由民主党)
●学校給食費の公会計について
(川合 隆史 未来民主ちば)
●動物愛護施策の推進について
(亀井 琢磨 未来民主ちば)
●花見川区のエリアマネジメントによる花見川(河川)の魅力創出について
(櫻井 崇 無所属)
※宇留間議員、阿部議員の一般質問は取り下げられました。
※( )内は氏名と会派名 通告順
令和元年度一般会計補正予算(第3号)/令和元年度競輪事業特別会計補正予算(第1号)
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
日本共産党
令和元年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度介護保険事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度動物公園事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度一般会計補正予算(第4号)/令和元年度霊園事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)/令和元年度動物公園事業特別会計補正予算(第2号)/令和元年度下水道事業会計補正予算(第1号)/令和元年度水道事業会計補正予算(第1号)
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
【条例の制定】
地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例/国民健康保険財政調整基金条例/子ども・子育て支援法の一部を改正する法律附則第4条第2項の規定に基づく施設等利用費の支給の対象となる認可外保育施設の範囲の限定に関する条例/生産緑地地区の区域の規模に関する条例
【条例の一部改正】
災害弔慰金の支給等に関する条例/心身障害者扶養共済条例/印鑑条例/特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例/保育所及び認定こども園使用料条例/職員の特殊勤務手当支給条例/職員の配偶者同行休業に関する条例等/市立小学校設置条例/建築関係手数料条例/都市公園条例/道路の構造に関する技術的基準を定める条例
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
【条例の制定】
競輪事業施設整備基金条例
【条例の一部改正】
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等/家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例/日本スポーツ振興センター共済掛金徴収条例
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
日本共産党
子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、(無所属)伊藤議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
日本共産党、市民ネット、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員
住居表示の実施/町の区域及び名称の変更/工事請負契約(中央図書館・生涯学習センター空調熱源改修工事)/市道路線の認定及び廃止
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
監査委員の選任/人権擁護委員の推薦
原案同意
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
再生資源物の屋外保管に関する条例の制定
原案否決
賛成
日本共産党、(無所属)渡辺議員
反対
自由民主党、未来民主ちば、公明党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書/太陽光発電の適切な導入に向けた制度設計と運用を求める意見書/台風15号に関する意見書
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
平成30年度下水道事業会計未処分利益剰余金の処分
原案可決
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
平成30年度母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度霊園事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度動物公園事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度病院事業会計決算/平成30年度下水道事業会計決算
原案認定
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、日本共産党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
なし
平成30年度一般会計歳入歳出決算/平成30年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度介護保険事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度競輪事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度学校給食事業特別会計歳入歳出決算/平成30年度公債管理特別会計歳入歳出決算/平成30年度水道事業会計決算
原案認定
賛成
自由民主党、未来民主ちば、公明党、市民ネット、(無所属)伊藤議員、(無所属)渡辺議員、(無所属)櫻井議員、(無所属)蛭田議員、(無所属)橋本議員
反対
日本共産党
各会派の賛否状況は上記をご覧ください。
補正予算の主なものは次のとおりです。
●台風15号の影響による各公共施設等災害復旧費
17億3,900万円
●外壁やトイレを改修することで、学校施設の環境整備を実施
24億2,850万円
●人員の増員などにより児童相談所の体制を強化
660万円
●麻しんの予防接種に係る費用を助成
1,100万円
●子どもの受動喫煙対策として、尿中ニコチン代謝物質検査を実施
1,000万円
印鑑登録証明事務処理要領(総務省)が改正されたことに伴い、本市条例を改正し、登録を受けることができる印鑑について、旧氏(旧姓)を使用しているものを可能としたほか、印鑑登録証明書の記載事項に旧氏(旧姓)を追加しました。
(令和元年11月5日施行)
独立行政法人日本スポーツ振興センター法施行令の改正により、共済掛金の額が改定されたため、本市条例を改正し、保護者の皆さまから徴収する額を改定します。なお、義務教育諸学校の改定はありません。
(令和2年4月1日施行)
(1人あたり・年額)
区分 |
共済掛金の額 |
保護者から徴収する |
市立高等学校 |
2,150円 |
1,830円 |
市立特別支援学校 |
2,150円 |
1,075円 |
議員提出議案として3件の意見書を審議し、可決しました。可決した意見書は、国会や関係行政機関に提出しました。
市議会ホームページの「会議日程・結果」の「可決された意見書・決議」に全文を掲載しています(スマートフォン等をお持ちの方は、QRコードからアクセスできます)。
~JFE東日本硬式野球部の皆さまをお迎えしました!!~
第90回都市対抗野球大会に出場し、逆転に次ぐ逆転の末、見事初優勝を飾ったJFE東日本硬式野球部の皆さまを8月1日にお迎えし、栄光をたたえました。
特別委員会は、自治体が抱える「特に重要な問題」の調査・研究や、市長の取組状況のチェックなどを行うため、必要に応じてその都度、設置します。
5月16日に設置された2つの特別委員会を紹介します。
大都市の実態に対応した行財政制度の確立及び地方分権の推進に関する事項を調査します。
また、市制100周年(※)記念事業の実施に向けた市民の機運醸成を図る取り組みについて調査します。
※令和3年1月に市制100周年を迎えます。
1.大都市制度
◾令和2年度国の施策及び予算に関する提案及び重点要望の調査
◾大都市財政の実態に即応する財源の拡充についての要望の調査
2.市制100周年
◾令和2年1月から実施される記念事業に向けた取り組みの調査
団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据え、超高齢社会(※)に伴う諸問題について調査します。
※総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)が21%以上になると超高齢社会と呼ばれます。本市も既に超高齢社会を迎えています。
1.認知症に関する取り組みについて
◾認知症の早期発見、早期対応、予防の取り組みについて ほか
2.高齢者の外出支援策について
◾高齢者の外出の機会を増やすための施策について
◾高齢者の外出時における環境整備について ほか
特別委員会で得られた成果は、「市長や国などに対して」意見や要望として伝えるなどにより、市政に反映させていきます。
議会のICT化や一般質問のあり方など、課題となっている諸事項を調査・検討及び検証するため、議会運営活性化推進協議会が設置されました。10月2日に第1回の会議が開催され、協議・検討事項やスケジュールなどについて話し合われました。今後、協議・検討事項に関して随時話し合われる予定です。
1.議会のICT化に関すること。
2.一般質問のあり方に関すること。
3.会期の早期決定に関すること。
4.委員会運営の活性化に関すること。
5.その他、必要と認める事項。
令和元年8月30日(金)から令和3年3月31日(水)まで
令和元年第3回定例会が9月6日から10月4日までの29日間で開かれました。
9/6[金]
本会議(開会)
9/11[水]
本会議(常任委員会付託)
9/12[木]
常任委員会
9/17[火]・18[水]
本会議(代表質疑)
9/19[木]
本会議(常任委員長報告・討論・採決)、決算審査特別委員会
9/25[水]・26[木]・30[月]
決算審査特別委員会(分科会)
9/27[金]~10/3[木]
本会議(一般質問)
10/3[木]
決算審査特別委員会
10/4[金]
本会議(決算委員長報告・討論・採決)
※台風15号の災害対応を考慮し、9/11の議案質疑は全ての質疑が取り下げられました。また、決算審査特別委員会(分科会)の審査は、9/20[金]から4日間の予定を9/25[水]、26[木]の2日間で行いました。
9月9日に千葉市を直撃した台風15号は、過去に例を見ない暴風等により、多数の家屋損壊や長期間の大規模停電など、市民生活に大きな損害を与えました。また、10月12日には台風19号が広い範囲で猛威を振るい、さらに、25日には記録的な大雨により、市内で道路冠水、床上・床下浸水が多数発生し、緑区では土砂崩れにより3名の方がお亡くなりになりました。
この度の災害により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
本市議会では、被害の甚大さを鑑み、第3回定例会の会期中においては、議員各位の理解と協力のもと迅速な災害対応が図られるよう、議案質疑の中止や決算審査特別委員会分科会の日程の短縮のほか、一般質問の取下げ、質問項目の削減・時間短縮などの対応をとりました。
今後も、議会と行政が一丸となって市民の皆さまの生命と財産を守り、安全・安心な日々を過ごせますよう、全力で取り組んでまいります。
千葉市議会議長 岩井 雅夫
本会議、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会は原則公開していますので、どなたでも傍聴できます。議事堂は市役所本庁舎の隣(国道側)です。受付は、議事堂1階の傍聴受付カウンターで行います。定員は本会議92人(先着順)、各委員会6~10人(受付開始時点で定員を超えている場合は抽選)です。
本会議・委員会の開催状況や、市議会の仕組みなどのさまざまな情報をお届けしています。皆様の「いいね!」をお待ちしています。
公職選挙法では、議員による、選挙区内での町内会行事などへの寄附が禁止されています。また、選挙区内の人が議員に寄附を求めたり勧誘したりすることも禁止されていますので、ご理解とご協力をお願いします。
今号では、平成30年度の決算審査の流れについてイラストを交えながらお伝えしました。また、企画記事では新たに設置された特別委員会の内容を掲載しています。特別委員会は他の委員会と同様傍聴することができますので、興味のある方はぜひ議会に足を運んでみてください。
委員長
宇留間又衛門
副委員長
川合隆史
委員
阿部智/麻生紀雄/桜井秀夫/盛田眞弓/岩﨑明子
問い合わせ
議会事務局調査課[電話]043(245)5472
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