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更新日:2022年1月28日
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ちば市議会だより No.115(1~4面) 令和4年(2022年)2月1日 |
発行/千葉市議会 編集/千葉市議会広報委員会 住所/〒260-8722 千葉市中央区千葉港1-1 電話/043-245-5472 FAX/043-245-5565 |
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過去の本会議や委員会の記録がご覧になれます。
令和2年12月号から市議会だよりの紙面をリニューアルし、市政だよりへ折り込むようになりました。
リニューアルから1年が経ち、皆さんのご意見を伺い、より読みやすい紙面となるようアンケートを実施します。
ぜひ、ご協力ください。
下記の(1)または(2)のいずれかの方法でご回答ください。 回答期限 2月28日(月曜日)
(1)スマートフォン等から電子申請サービスで回答。利用者登録不要のため、「利用者登録せずに申し込む方はこちら」から入力フォームに進んでください。
(2)はがき(1人1通)に回答用紙を貼付して郵送。
FAX 245-5565 または Eメール chosa.AS@city.chiba.lg.jp による回答も可。
第4回定例会では、補正予算や条例議案などを常任委員会で審査した後、市政運営について代表質問を行いました。
慎重審議の結果、28議案を採決しました。
11月26日(金曜日)
2日間にわたり、市政運営について各会派を代表して5人の議員が質問を行いました。その一部をご紹介します(詳しくは市議会ホームページの「議会中継(録画放映)」でご覧いただけます)。
〔問〕 人口減少や少子・高齢化の進展、再拡大が懸念される新型コロナウイルス感染症への対応など、早急に解決すべき課題が山積しているが、新年度予算編成の基本的な方針を伺う。
〔答〕 地域経済の回復と活性化に向けた取り組みや安全で快適な交通機能の強化など、本市の持続的発展につながる投資を着実に行うとともに、引き続き、財政健全性の維持・向上を図るため、市税等の徴収率向上などの歳入確保対策や事務事業の見直しを適宜行い経費縮減に取り組む。また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の徹底や、感染動向に応じた医療提供体制の適切な確保など、感染対策と日常生活の両立を図っていく。
〔問〕 令和3年第2回定例会において、スケートボードやBMX等のエクストリームスポーツなどの大規模イベントの誘致や支援に取り組む方向性を示していたが、現在の状況を伺う。
〔答〕 経済波及効果と広報効果の高いイベントの誘致に取り組んできた。東京2020大会で注目され、全世界約5億人への放映も見込まれるエクストリームスポーツの世界的競技大会である「Xゲームズ」を誘致することにより、本市の国際的な知名度が向上し、イベント開催地として選んでもらえることを期待している。このような、経済波及効果の高いイベントの誘致などを通じて、MICE※1事業の回復に向け取り組んでいく。
〔問〕 3回目の接種スケジュールと1回目、2回目接種で生じた課題への検討状況を伺う。
〔答〕 3回目接種は、2回目接種から8か月以上後とされているが、国の前倒しの動向等を注視し適切に対応する。1・2回目接種では個別接種を行う医療機関の予約状況が分かりづらかったため、一般向けの予約枠もコールセンター等で予約可能とする。
〔問〕 多様化する介護者ニーズに合わせた支援が必要だが、本市の現状と課題認識を伺う。
〔答〕 家族介護者が身体的、精神的、経済的な負担から日常生活に支障をきたす前に、適切なサービス利用につなげる体制整備が重要と認識している。引き続き、家族介護者に対する相談支援体制の一層の充実と周知に取り組んでいく。
〔問〕 再整備後の市民会館における市民、市民文化団体等の利用への配慮について伺う。
〔答〕 大ホールは、公演内容により客席数が多すぎることも想定されるため、客席階を限定した利用方法と料金を検討し、小ホールは発表会等にふさわしい規模、雰囲気に配慮する。また、催事日以外も気軽に立ち寄れるよう、カフェ等の設置も検討する。
〔問〕 コロナ禍の長期化により、多くの事業者が厳しい経営状況にあるが、ポストコロナを見据え新年度はどのような支援を進めるのか伺う。
〔答〕 経済活動の回復のため、優れた新商品等の販路拡大による収益力向上やICT活用の促進など社会変容に対応する支援に取り組む。また、イベント誘致を核とした集客回復を目指す新たな取り組みや、観光需要の積極的な創出により、事業者が持続的な企業活動に取り組めるようにするなどの支援を検討する。
〔問〕 HPVワクチン接種に対する経緯と「積極的勧奨」再開への取り組みを伺う。
〔答〕 平成25年の国からの積極的勧奨の差し控えの通知後、方針が示されなかったため、令和元年に再開の是非について速やかに結論を出すよう要望した。昨年度は、接種対象者にワクチンの効果やリスクについて情報提供を行った。今後、接種対象が国から示され次第、個別通知による勧奨の実施や必要な予算を確保し、希望者が確実に接種できるよう医療機関等との調整に努める。
〔問〕 本市は立地から、物流拠点として発展していく潜在力があるが、産業用地の不足が大きな課題である。交通利便性の高い市街化調整区域内のインターチェンジ周辺に、流通業務施設を建築するための開発許可要件の緩和について伺う。
〔答〕 現在進めている都市計画の総合的な見直しの一環として、土地利用の誘導方針を定め、インターチェンジ周辺における開発許可制度の活用などの検討を進めていく。
〔問〕 令和7年度の新病院開院を目指し、整備に向けた検討が進められているが、救急医療体制ではどのようなことが期待できるのか。
〔答〕 新生児から高齢者までの幅広い救急患者を可能な限り受け入れる、トリアージ方式のER型救急※4を強化する。窓口となる救急科専門医と総合的な入院治療に対応できる総合医や小児科医との連携を図るとともに、高齢者の幅広い疾患に対応できる診療科の整備を着実に進める。
〔問〕 コロナワクチン3回目接種は、2回目接種からの接種間隔を8か月から6か月へ前倒しを進めるべき。また、集団接種会場未設置の稲毛区、緑区、美浜区への集団接種会場設置を求めるが見解は。
〔答〕 3回目接種の接種間隔は、接種の前倒しも含め適切に対応していく。集団接種会場の設置は、ワクチンの供給状況等を勘案し、市医師会とも協議して、モデルナ社製ワクチンの接種会場の設置も含めた体制整備に適切に対応していく。
〔問〕 高齢者の事故防止のための安全運転支援装置の購入や、運転免許返納が進むよう、バスやタクシーの割引支援を求めるが、見解を伺う。
〔答〕 安全運転支援装置の購入支援については、国の動向を注視するとともに他市の事例等を調査していく。また、運転免許返納後の支援として、県個人タクシー協会と、同協会に加盟し賛同する個人タクシーの運賃が1割引きとなる協定を締結しており、その周知強化を図る。
常任委員会では、補正予算・条例議案などを詳細に審査しました。質疑の一部をご紹介します。
委員会 | 所管事項 |
---|---|
総務 | 危機管理、防災、総合計画、行政改革、財政など |
保健消防 | 保健医療、高齢者・障害者の福祉、救急、消防、病院など |
環境経済 | 市民協働、文化・スポーツ振興、環境保全、ごみ、経済振興、農業など |
教育未来 | 子どもの福祉、子育て、教育、生涯学習など |
都市建設 | まちづくり、公園、住宅、道路、上下水道など |
〔問〕 東京2020大会が無観客開催となり、都市ボランティアは会場周辺での活動ができずに解散したが、そのレガシーは今後どう生かすのか。
〔答〕 大会に向けた配置別研修やリーダーシップ研修を実施し、大会本番を待つばかりという段階まできていただけに残念であったが、「チーム千葉ボランティアネットワーク」への参加促進を図り、これまでの研修等で培った知見を生かし、地域のさまざまな分野におけるボランティア活動に参加いただき、大いに活躍して欲しい。
〔問〕 墓地需要に対応するため、今回、平和公園の合葬式樹木葬墓地の早期供給開始を目指すとしているが、今後の市営墓地全体の供給見込みと方向性を伺う。
〔答〕 今回整備する平和公園A地区の一般墓地、合葬式樹木葬墓地に、桜木霊園の合葬墓と両霊園の返還墓地の再供給を合わせると、年間約1,200体から1,400体分の墓地を安定的に供給できると見込んでおり、今後少なくとも30年間は市民の墓地需要に応えられるものと考えている。
〔問〕 今年度開催予定であった花火大会や国際会議等が中止したことによる経済的な影響は。
〔答〕 6億円から7億円程度の経済波及効果を見込んでいたイベント等が中止になったが、今年度、本市が創設し運用したオンラインを組み合わせた会議等への補助制度を活用し、開催したイベントもあり、多少カバーできたと考えている。また、国において、イベントの制限緩和の動きがあるので、今後、誘致等を積極的に行っていきたい。
〔問〕 貸付から1年以内に自立支援プログラム※5で定めた自立目標に合致した就職をし、就労を1年間継続した場合に償還を免除するとあるが、社風が合わない等の理由で就労先を変更しての継続も想定される。どのように判断するのか。
〔答〕 自立に向けて取り組んでいるかの判断は、相談記録で確認する方法等が考えられる。また、就労を1年間継続したかどうかについては、当初プログラムの目標に合致していない場合でも、個別の事例ごとに判断する。
〔問〕 入札不調が最近多くなっているが、市民生活に直結する事業や工事が先送りになることはあってはならない。原因と今後の対策を伺う。
〔答〕 4月から契約手続きを行うことが多く、工事が年度後半に集中することによる技術者不足や、見積もりから発注までの間の価格変動等が原因と思われる。そのため、債務負担行為※6を設定して前年度に発注し、年度当初から工事に着手するなど、施工時期の平準化や、より現場に即した設計・積算を行っていく。
市政に関するさまざまな質問を行う一般質問を、今回は25人の議員が行いました。その様子は市議会ホームページの議会中継(録画放映)でご覧いただけます。
このほか、ホームページには代表質問の様子や可決した決議の全文なども掲載しています。関連ページ(議会中継等)へのリンク集から、ぜひご覧ください。
※除斥:議案と利害関係を有するため、鷲見議員は採決の際に退席しました。
補正予算の主なものは、次のとおりです。
2回目接種から原則8か月以上経過した後、3回目接種を希望する全ての市民にワクチン接種を実施するとともに、接種体制を拡充するため、市長の専決処分により成立した102億4,000万円の補正予算を承認しました。
令和2年の国勢調査結果に基づき、現在の議員定数50人を維持した上で各選挙区間の一票の格差を是正するため、中央区と緑区の議員数を1人増、花見川区と若葉区の議員数を1人減とする改正を行いました。令和5年実施予定の市議会議員選挙から適用します。
なお、議員定数を3人増の53人とする議案が別に提出されましたが、50人維持の本議案を先に可決したため、議決不要となり、不成立となりました。
区 | 中央 | 花見川 | 稲毛 | 若葉 | 緑 | 美浜 | 総定数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
改正後 | 11人 | 9人 | 8人 | 7人 | 7人 | 8人 | 50人 |
改正前 | 10人 | 10人 | 8人 | 8人 | 6人 | 8人 | 50人 |
2月18日(金曜日)
※会議日程は変更される場合があります。
※日程は2月14日(月曜日)に開催される議会運営委員会で決定されます。
問い合わせ 議会事務局調査課 電話 043(245)5472
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