緊急情報
更新日:2026年3月13日
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千葉市中央区臨海部を中心に、黒い粉じんの苦情が寄せられています。このため、市では、平成24年から26年にかけて粉じんの調査を行いました。 調査の結果、粒子の大きな「降下ばいじん」が南西系の強風時に高いことがわかりました。降下ばいじんについては、今後も、生活面への影響を把握する観点から、測定を継続していきます。 一方、粒子が小さく健康への影響が懸念されている微小粒子状物質(PM2.5)や、浮遊粒子状物質(SPM)の濃度は、市内の他の地域と比べ大きな差はありませんでした。PM2.5やSPMの状況からは、直ちに人の健康に影響が現れるという状況ではないと考えられますが、今後も測定を継続していきます。 |
黒い粉じんの苦情が寄せられていることから、平成24年から26年にかけて中央区臨海部を中心に、粉じん調査を行いました。調査にあたっては、専門委員会から調査方法や、調査結果の評価等についてご意見をいただいています。
南西系の風況の時に、臨海部から内陸部方向に、風の流れに沿って測定地点を配置し、大気を吸引し粉じんをろ紙に捕集する粉じん調査を1日単位で行いました。
その結果、総粉じん量、元素状炭素、有機炭素、鉄、カルシウム、マンガン、クロム、ランタンについて、臨海部で値が高く、内陸部に向かって低下する傾向が確認されました。総粉じん量の高値と低値との開きは2倍程度でした。

中央区臨海部を中心に、捕集容器を24か所に設置し1か月単位で、降下ばいじんの水平分布や、垂直分布を調査しました。
その結果、千葉市が設定している環境目標値は概ね達成しているものの、問屋町方面、フェスティバルウォーク方面、アリオ蘇我方面でやや高い値を確認しました。また、内陸部でも高い値が確認されることもありました。降下ばいじん量の高値と低値とには30倍を超える開きがあるケースもありました。
また、マンションのベランダで行った降下ばいじんの垂直分布調査では、地表付近の粉じん量が多く、上階ほど減少し、最上階でやや上昇する傾向が確認されました。

カーボンテープを一定期間放置し、表面に付着した粉じんを走査型顕微鏡で観察する調査を行いました。
その結果、破砕片状の粉じん、房状の粉じん、結晶状の粉じんなど、形態的な特徴を有する粉じんが確認されました。
また、走査型顕微鏡による粉じん表面の特性から、炭素に富むもの、鉄に富むもの、けい素やアルミニウムに富むもの、ナトリウムや塩素に富むものなど様々な成分の粉じんが確認されました。

市民の方々がお困りの粉じんを直接観察するため、1日又は3日単位で降下ばいじんを調査する苦情者宅粉じん調査を行いました。
この結果、風速8m/秒を超える南西系の強風時に高い値を確認しました。また、6m/秒程度の風速でもやや高い値が確認されています。
粉じんの成分は、(1)元素状炭素が高い特徴があるもの、(2)クロムやマンガン、元素状炭素が高い特徴があるもの、(3)カルシウムやマンガンが高く元素状炭素が低い特徴があるものなど、成分の特徴が一定でなく、発生源が複数であることがうかがわれました。

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環境局環境保全部環境規制課
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