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更新日:2018年7月26日
ちば市議会だより No.93(1〜4面) 平成28年(2016年)8月 |
発行/千葉市議会 |
市議会議員(千葉市では50名)は、市長と同じく選挙で選ばれた市民の代表です。議会は、通常、年4回開かれています。
議会は市民の代表として、市の仕事が正しく行われるように、市長に対して仕事のチェックや提案をします。(下記1)
また、市の予算やきまりなど重要なものについては、市長の提案に対して議会が多数決により決定してはじめて、市長は実行することができます。(下記2)
市民→市長 選挙
市民→市議会 選挙 願いを伝える
市議会→市民 市民の声を聞く
市長(市役所)→市議会 議会に市の予算、きまりなどを提案する
市議会→市長(市役所) (1)市の仕事に市民の意見を反映させる、(2)市の予算、きまりなどを決める
議員:市民の声を市長に届けるぞ!
議員:市長の提案は本当にこれで大丈夫か?
市長(市役所)→市民 市民のために仕事をする
市民:市議会は、より良いまちにするために、市民の代表として、私たちの願いを市長に伝えたり、市の予算など大事なことを決めているのね!
6月9日(木曜日)
氏名
(所管事項)危機管理、防災、総合計画、行政改革、財政など
(所管事項)保健医療、高齢者・障害者の福祉、救急、消防、病院など
(所管事項)市民協働、文化・スポーツ振興、環境保全、ごみ、経済振興、農業など
(所管事項)子どもの福祉、子育て、教育、生涯学習など
(所管事項)まちづくり、公園、住宅、道路、上下水道など
定数11人(◎は委員長、○は副委員長)
大都市の実態に対応した行財政制度の確立と地方分権の推進や、地方創生について調査します。
◎川合 隆史
○村尾伊佐夫
阿部 智
吉田 直義
伊藤 康平
植草 毅
麻生 紀雄
小川 智之
山本 直史
森 茂樹
福永 洋
市庁舎に求められる機能とあり方や、庁舎と敷地の一体的な有効活用等について調査します。
◎三須 和夫
○石川 弘
椛澤 洋平
蛭田 浩文
小松㟢 文嘉
中島 賢治
段木 和彦
近藤千鶴子
川岸 俊洋
三瓶 輝枝
野本 信正
定数11人(◎は委員長、○は副委員長)
議事日程や議案、意見書、請願、陳情などの取り扱いなど、議会の運営に関することを協議します。
◎松坂 吉則
○山本 直史
森山 和博
岩井 雅夫
秋葉 忠雄
麻生 紀雄
蛭田 浩文
佐々木 友樹
中村 公江
近藤 千鶴子
茂手木 直忠
酒井 伸二
石井 茂隆
蛭田 浩文
中島 賢治
中村 公江
近藤千鶴子
議員定数50人(平成28年7月11日現在)
会派名 | 人数 | 役員及び構成員 |
---|---|---|
自由民主党 千葉市議会議員団 |
17 | (幹事長) 松坂 吉則 (副幹事長) 岩井 雅夫 (相談役) 茂手木 直忠 (幹事) 秋葉 忠雄 (会計) 植草 毅 阿部 智 石川 弘 小松﨑 文嘉 川村 博章 宇留間 又衛門 小川 智之 中島 賢治 三須 和夫 石井 茂隆 森 茂樹 米持 克彦 石橋 毅 |
未来民進ちば | 12 | (幹事長) 山本 直史 (副幹事長) 麻生 紀雄 (副幹事長) 蛭田 浩文 (会計幹事) 田畑 直子 亀井 琢磨 三井 美和香 川合 隆史 段木 和彦 白鳥 誠 三瓶 輝枝 佐々木 久昭 布施 貴良 |
公明党 千葉市議会議員団 |
8 | (幹事長) 近藤 千鶴子 (副幹事長) 森山 和博 (会計幹事) 酒井 伸二 桜井 秀夫 青山 雅紀 伊藤 康平 村尾 伊佐夫 川岸 俊洋 |
日本共産党 千葉市議会議員団 |
7 | (幹事長) 福永 洋 (副幹事長) 中村 公江 (会計幹事) 盛田 眞弓 吉田 直義 椛澤 洋平 佐々木 友樹 野本 信正 |
市民ネットワーク | 3 | (幹事長) 岩﨑 明子 (会計) 渡辺 忍 松井 佳代子 |
無所属 | 1 | 櫻井 崇 |
無所属 | 1 | 向後 保雄 |
無所属 | 1 | 橋本 登 |
〜意見書・決議って何?〜
市議会では市民に関する重要な案件について審議をしますが、国・県にも関わるため市だけでは解決できない問題があります。
そのようなときに、市議会としての意思を国会や関係行政庁に対し改善等を求め提出するものを「意見書」といいます。「決議」という形式で行う場合もあります。
これまでにも、「国民健康保険の基盤整備を求める意見書」、「遺体保管所等の営業等に関する法整備を求める意見書」や、東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の影響に伴う、「千葉市内での指定廃棄物処分場建設候補地選定について再協議を求める決議」など、さまざまな意見書・決議を提出しています。
※各会派の賛否状況は4面をご覧ください。
補正予算の主なものは、次のとおりです。
これまで主任介護支援専門員については、主任介護支援専門員研修を修了すれば、その後の更新は不要でしたが、今年度から研修の修了日から起算して5年を超えない期間ごとに、更新研修を修了することが必要となりました。なお、最初の更新研修については、次の期日までに受講すればよいこととされました。
平成23年度までに主任介護支援専門員研修を修了した者 | 平成31年3月31日まで |
---|---|
平成24・25年度に主任介護支援専門員研修を修了した者 | 平成32年3月31日まで |
これに伴い、条例を改正し、地域包括支援センターに配置される主任介護支援専門員の資格要件を変更しました。
住宅の全部又は一部を活用して宿泊サービスを提供するいわゆる「民泊」の営業許可を受けるためには、これまで客室の延床面積が33m2以上必要でしたが、条例の改正によりこれを緩和し、宿泊者数を10人未満とする場合には、延床面積が3.3m2×宿泊者数(最低6.6m2)以上あれば、小規模施設でも旅館業法の営業許可が受けられるようにしました。
各常任委員会では、議案や請願・陳情を、細部にわたり審査しました。
質疑の一部をご紹介します。
〔問〕今回の補正予算は国の平成27年度補正予算に伴うものとのことだが、補正予算中「保育所等業務効率化推進事業」の内容は。
〔答〕本事業は、ICTシステム導入による事務作業の負担軽減や、ビデオカメラ設置による保育所内の事故防止・事後検証を目的として、今年度に限り、必要な経費を保育所等に助成するものである。
〔問〕法改正とそれに伴う今回の条例改正により、今まで面積要件に該当しなかった小規模な簡易宿所の営業が認められ、衛生面などのトラブル発生が懸念されるが、新たに許可する施設への対応は。
〔答〕営業許可の申請後、許可前に立ち入り、衛生状況の確認を行う。指摘事項があれば、改善を求める指導をし、その改善状況について、再度、現地を確認する。許可後は、原則として年1回、立ち入りを行っていく。
〔問〕ビジネス支援センターは、富士見分館を廃止し、創業支援の方向性を転換するとのことだが、今後の具体的な取り組みは。
〔答〕現状の居室ニーズに対しては、施設を持つ民間事業者と連携を図り対応する。また、ソフト面については、コーディネーターの巡回支援などにより、個店創業に対しては、商店街等の空き店舗の活用などにより支援の充実を検討する。
〔問〕事前アンケートによると167名分の利用を予定しているとのことだが、予定以上の申請があった場合の対応は。
〔答〕実際の申請者は、予定人数と比べ増減する可能性があるが、予定数を上回った場合は、可能な限り、現予算の中で対応したい。
〔問〕整備後は、改札口のあるコンコースが3階に移転するが、移動が困難な方の利用にも支障の無いようにするための配慮は。
〔答〕地上部と3階の接続については、エレベーターやエスカレーターなどを整備していく。なお、駅構内は西口・東口改札が同じフロアで接続されフラットになることで、スムーズに移動できるようになる。
議員提出議案として1件の意見書を審議し、可決しました。可決した意見書は、国会や関係行政機関に提出しました。
市議会ホームページの「会議日程・結果」の「可決された意見書・決議」に全文を掲載しています。
25人の議員が、市政に関する一般質問を行いました。主な質問項目は次のとおりです。
内容は市議会ホームページの議会中継(録画放映)をご覧ください。
( )内は氏名と会派名
※通告順
本会議、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会は原則公開していますので、どなたでも傍聴できます。議会棟は市役所本庁舎の隣(国道側)です。
受付は、議会棟1階の傍聴受付カウンターで行います。定員は本会議92人(先着順)、各委員会6〜10人(受付開始時点で定員を超えている場合は抽選)です。
なお、会議日程は9月1日(木曜日)に決まる予定です。
目の不自由な方に、市議会の活動をお知らせするため、「ちば市議会だより」の点字版と音声版を作成していますので、ご希望の方はご連絡ください。
また、音声版は、カセットテープ版と、目次から読みたい記事を検索して再生できるデイジー版のどちらかを選べます。
公職選挙法では、議員による、選挙区内での町内会行事などへの寄附が禁止されています。また、一般の人が議員に寄附を求めたり勧誘したりすることも禁止されていますので、ご理解とご協力をお願いします。
今号では、皆様に市議会の役割について知っていただきたいと思い、1面に「市議会の役割って、なんですか?」という企画記事を作成しました。夏休み期間の発行となるので、小学生にもわかりやすい紙面づくりに努めました。皆様にとって、市議会が少しでも身近な存在となれば幸いです。
今後とも、議会活動がしっかり伝わるような充実した紙面づくりに努めてまいります。
委員長
石橋 毅
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