更新日:2023年3月31日

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「生命(いのち)の安全教育月間」について

教育長の磯野です。

千葉市では、令和3年6月に「性暴力から子どもを守る安全・安心な学校づくり」を宣言し、子どもたちが安心して健やかに育つことができる学校づくりを進めています。
また、子どもたちが性暴力の加害者や被害者、傍観者にならないよう、教育・啓発活動の充実、相談体制の強化を進めています。特に令和4年度からは新たに4月を「生命(いのち)の安全教育月間」とし、子どもたちに、生命(いのち)の尊さやすばらしさ、自分や相手を尊重し大事にすること(被害者や加害者にならない)、一人一人が大事な存在であること(傍観者にならない)を伝えるため、学校において下記事項等に取り組んでいます。

【全児童生徒に対する取組み】
・子どもの権利リーフレットを活用し、子どもの権利について学びます。
・水着で隠れる部分「プライベートゾーン」は自分だけの大切なところであることや身を守るための方法を学びます。

【発達段階に応じた取組み】
・高学年では生命(いのち)の安全教育の教材を活用し、SNSで見えない相手とつながる危険性や安全な意思決定、行動選択について学びます。
・中学校や中等教育学校、高校では、図書室に子どもの権利に関する本を紹介するコーナーを設置し、子どもたちが学ぶことができる環境を整えます。

これらの取組みに加え、子どもたちが性暴力やいじめ、暴力等についての悩みごとを抱えた際に相談し易い環境を整えるために、「子どもにこにこサポート」を実施しています。「子どもにこにこサポート」では、電話だけでなく、手紙での相談も可能です。手紙相談用の用紙であれば切手を貼らなくても手紙が届くようにしており、小学校低学年でも相談し易い環境を整えています。
引き続き、学校が子どもたちにとって安全・安心な場となり、子どもたちが夢と思いやりの心を持ち、健やかに成長していけるように、一人一人を尊重し、よさや可能性を大切にする教育を進めて参ります。
重ねて市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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教育委員会事務局教育総務部総務課

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