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更新日:2021年11月26日

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令和3年第4回定例会提案理由(その2)

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第124号及び第125号の2議案は、専決処分についてご承認をいただきたく、ご報告するものであります。
議案第124号は、令和3年度一般会計補正予算について、新型コロナウイルスワクチンの追加接種に要する経費として、102億4,000万円を追加したものであります。
議案第125号は、亥鼻橋の下部工の附帯工事に係る契約金額及び工期を変更したものであります。

議案第126号は、令和3年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、通学路の安全対策や市立高校等におけるICT環境の整備に係る経費など、総額18億2,000万円を追加するもので、今回の補正により、一般会計の総額は、4,917億2,900万円となるものであります。
次に、繰越明許費については、道路維持事業ほか10事業の完了が翌年度にわたることから追加・変更するものであります。
また、債務負担行為については、指定管理者の指定に伴う経費や、公共工事の施工時期の平準化を図るための経費など23件を追加するもので、地方債については、道路橋りょう整備事業費ほか3事業を変更するものであります。

議案第127号及び第128号の2議案は、令和3年度特別会計補正予算であります。
議案第127号の国民健康保険事業特別会計は、国民健康保険システムの改修に係る経費について、債務負担行為を追加するもので、議案第128号の下水道事業会計は、公共工事の施工時期の平準化を図るための下水道整備に係る経費について、債務負担行為を追加するほか、資本費平準化債の追加に伴い資本的収入の予定額及び企業債の変更を行うものであります。

議案第129号から第134号までの6議案は、条例の一部改正であります。

議案第129号は、出産育児一時金の額を改定するとともに、未就学児がいる世帯の国民健康保険料を減額するもので、議案第130号は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律及び住宅の品質確保の促進等に関する法律の改正に伴い、長期優良住宅建築等計画認定申請手数料を改めるほか、所要の改正を行うもので、議案第131号は、都市公園の占用料の額を改定するものであります。
議案第132号は、道路の占用料の額を改定するとともに、新たに自動運行補助施設の設置に係る道路占用料を定めるもので、議案第133号は、水路敷地の占用料の額を、議案第134号は、河川敷地の占用料の額を、それぞれ改定するものであります。

議案第135号は、令和4年度における当せん金付証票の発売額を定めるもので、議案第136号から第141号までの6議案は、指定管理者の指定に関するものであります。
議案第136号は、市民活動支援センターについて、議案第137号は、富田都市農業交流センターについて、議案第138号は、子ども交流館について、議案第139号は、子育て支援館について、議案第140号は、科学館について、議案第141号は、蘇我スポーツ公園スケートパーク等について、それぞれ指定管理者を指定するものであります。

(予算編成の考え方)
次に、令和4年度の予算編成に当たり、私の基本的な考え方について申し上げます。
本市の財政状況については、これまで実質公債費比率や将来負担比率が改善するなど、財政健全化の着実な進展が図られておりますが、基金借入金残高が多額であるなどの課題を抱えており、引き続き、財政の健全性の維持・向上に向けた取組みが必要な状況にあります。
また、新年度の財政見通しについても、歳入では、市税収入が、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響から一定程度回復することが期待されるものの、市債の活用については健全化判断比率等への影響を考慮する必要があり、歳出では、新型コロナウイルス感染症対応に係る財政需要とともに、少子・超高齢社会の進展や保育・子育て環境の向上に伴う社会保障関係経費の増加が見込まれ、引き続き、厳しい収支状況になると見込まれております。
このような中で迎える令和4年度予算編成は、私が市長として初めて編成する新年度予算であり、現下の諸課題に対応するとともに、私の掲げた政策を実現し、さらに市政を発展させるため、次の方針に基づき取り組むことといたします。
第1は、「財政の健全性の維持・向上に向けた取組み及び行政改革の推進」であります。
財政の健全性を維持・向上させる取組み及び行政改革の取組みを着実に推進するとともに、既存の事務事業については、事業効果や必要性について検証し、議会のご意見などを伺いながら、適宜、見直しを行って参ります。
第2は、「重点施策の推進」であります。
医療、介護、子育て、教育、防災、都市づくりなどを中心に、市民生活の向上や本市の発展につながる施策について、事業費の精査を行ったうえで、事業の着実な推進を図って参ります。
新型コロナウイルス感染症への対応では、感染対策と日常生活の両立に向けて、感染拡大防止対策を徹底するとともに、感染の動向に応じた医療提供体制の適切な確保を図って参ります。
また、新しい生活様式への対応やデジタル化の推進など、感染拡大により明らかになった課題に対応するため、市民生活の変化や事業活動の変革を的確に後押しするほか、地域経済の回復と活性化を図るための取組みを推進して参ります。
これらの基本的な方針を踏まえ、令和4年度の予算編成に取り組んで参ります。

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び令和4年度の予算編成に当たっての基本的な考え方について、ご説明いたしました。
よろしくご審議いただくとともに、議員の皆様には、本市発展のために、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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