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更新日:2022年11月29日

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令和4年第4回定例会提案理由

本日ここに、令和4年第4回定例会を招集し、条例案などのご審議をお願いするものであります。

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第139号は、令和4年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、国庫補助金の決定に伴う学校施設の環境整備に係る経費のほか、新型コロナウイルス感染症への対応として、冬季の感染拡大に備えた患者療養等に係る経費など、総額148億6,500万円を追加するものであります。
今回の補正により、一般会計の総額は、5,317億4,200万円となるものであります。
次に、継続費については、源小学校大規模改造事業など、3事業の工期が複数年度にわたることから追加するもので、繰越明許費については、急傾斜地崩壊対策事業など、10事業の完了が翌年度にわたることから追加するものであります。
また、債務負担行為については、指定管理者の指定に伴う経費や、公共工事の施工時期の平準化を図るための経費のほか、民間活力による産業用地整備に伴う周辺インフラの整備費用の支援に係る経費など、20件を追加するもので、地方債については、環境保健研究所の移転整備に係る経費の増額に伴う保健衛生施設整備事業など、7事業を変更するものであります。

議案第140号から第145号までの6議案は、いずれも令和4年度特別会計の補正予算で、総額5億8,500万円を追加するものであります。
今回の補正により、特別会計の総額は、4,440億400万円となるものであります。
議案第140号の国民健康保険事業特別会計は、費用高騰に伴い保険料の督促状作成経費等に係る債務負担行為を変更するもので、議案第141号の霊園事業特別会計は、指定管理者の指定に伴う経費に係る債務負担行為を追加するものであります。
また、議案第142号の動物公園事業特別会計、議案第143号の病院事業会計、議案第144号の下水道事業会計、議案第145号の水道事業会計の4議案は、いずれも電気・ガスの価格高騰に伴い不足する光熱費に係る経費を追加するものです。
これに加えて、議案第144号の下水道事業会計は、公共工事の施工時期の平準化を図るための債務負担行為を追加するものです。

議案第146号から第154号までの9議案は、条例の制定改正であります。

議案第146号から第148号までの3議案は、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴うものであります。
議案第146号は、法の施行に関し必要な事項を定めるもので、議案第147号は、個人情報保護審査会を設置するもので、議案第148号は、行政機関等匿名加工情報等を不開示情報とするとともに、情報公開・個人情報保護審議会の所掌事務を改めるものであります。
議案第149号は、人事委員会の勧告に基づき一般職の職員の給与改定を行うとともに、特別職の職員の期末手当を引き上げるほか、所要の改正を行うもので、議案第150号は、こども基本条例検討委員会を設置するもので、議案第151号は、55歳超の教育職の職員の昇給を行わないこととするものであります。
議案第152号は、低炭素建築物新築等計画認定等に係る簡易な評価基準による認定の審査に係る手数料を定めるとともに、省令の一部改正に伴い、低炭素建築物新築等計画認定に係る手数料の算定の方法を見直すもので、議案第153号は、稲毛海浜公園における休養施設として公衆浴場を定めるとともに、同公園の教養施設を指定管理者による管理の対象から除外するもので、議案第154号は、蘇我球技場の照明設備の利用料金の上限額を改定するものであります。

議案第155号は、令和5年度における当せん金付証票の発売額を定めるもので、議案第156号は、環境保健研究所に設置する局所排気装置であるドラフトチャンバーを、議案第157号は、同研究所で使用する検査等什器をそれぞれ取得するものであります。
議案第158号は、千葉公園総合体育館用のスポーツ器具等を取得するもので、議案第159号は、千葉中央コミュニティセンターの事務室に係る賃貸借契約について、中途解約することに合意し、和解するものであります。
議案第160号から第167号までの8議案は、指定管理者の指定に関するものであります。
議案第160号は、休日救急診療所について、議案第161号は、桜木霊園及び平和公園について、議案第162号は、中央コミュニティセンターについて、議案第163号は、栄町立体駐車場について、議案第164号は、千葉公園総合体育館及び第1駐車場について、議案第165号は、下田都市農業交流センターについて、議案第166号は、花園公民館ほか46施設について、議案第167号は、亥鼻公園集会所について、それぞれ指定管理者を指定するものであります。
議案第168号は、新庁舎整備工事の契約金額を変更するもので、議案第169号は、幕張新都心拡大地区新駅駅前広場等整備工事の契約金額を変更するもので、議案第170号は、二級河川支川都川地盤改良工事の工期を変更するものであります。

( 予算編成の考え方 )
次に、令和5年度の予算編成に当たり、私の基本的な考え方について申し上げます。
本市の財政状況については、これまで実質公債費比率や将来負担比率が低減するなど、財政状況の着実な改善が図られているものの、多額な基金借入金の解消や、政令市移行前後に整備した市有施設の更新等に伴う多額な財政需要への対応などの課題を抱えていることから、引き続き、財政の健全性の維持に向けた取組が必要な状況にあります。
また、新年度の財政見通しについても、歳入では、自主財源の根幹をなす市税収入の回復が期待されるものの、市債の活用については、健全化判断比率等への影響を考慮する必要があるほか、財産収入などの臨時的な収入も多くを見込めない状況にあります。
歳出においても、市有施設の更新等に多額の財政需要が見込まれることに加え、新型コロナウイルス感染症や物価高騰の影響への対応に係る財政需要とともに、少子・超高齢社会の進展などに伴う社会保障関係経費の増加が見込まれることなどから、引き続き、予断を許さない収支状況になると見込まれております。
そこで、新年度予算編成の基本的な考え方といたしまして、これらの諸課題に対応するとともに、財政の健全性の維持に配慮しつつ、本市のさらなる発展に向けた取組を推進するため、次の方針に基づき編成に取り組むことといたします。
第1は、財政の健全性の維持に向けた取組及び行政改革の推進であります。
財政の健全性の維持に向けた取組及び行政改革の取組を着実に推進するとともに、既存の事務事業については、事業効果や必要性について検証し、議会の御意見などを伺いながら、適宜見直しを行って参ります。
第2は、第1次実施計画事業の推進であります。
現在策定中の第1次実施計画事業につきましては、令和5年度から開始する基本計画で掲げる「みんなが輝く 都市と自然が織りなす・千葉市」の実現に向けて、「環境・自然」や「安全・安心」、「健康・福祉」や「子ども・教育」など8つの分野に事業を位置付け、分野間の連携を図りながら、事業の着実な推進を図って参ります。
このほか、新型コロナウイルス感染症への対応では、市民の皆様の健康と暮らしを守るため、医療提供体制や保健所の体制確保など、感染拡大の動向を踏まえながら、的確な対応を図って参ります。
これらの基本的な方針を踏まえて、令和5年度の予算編成に取り組んで参ります。

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び令和5年度の予算編成に当たっての基本的な考え方について、ご説明いたしました。
よろしくご審議いただくとともに、議員の皆様には、本市発展のために、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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総務局総務部総務課

千葉市中央区千葉港1番1号

ファックス:043-245-5555

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