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更新日:2022年3月24日

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平成27年第4回定例会提案理由(その2)

ただいま提案をいたしました各議案につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

議案第159号は、平成27年度一般会計補正予算であります。
歳入歳出予算については、国庫補助金の決定に伴う校舎及び屋内運動場の外壁改修等に係る経費や、医療扶助等の増に伴う生活保護費の増額など、総額59億7,700万円を計上するもので、今回の補正により、一般会計の総額は、3,971億9,900万円となるものであります。
次に、繰越明許費については、小学校施設環境整備事業費ほか11事業の完了が翌年度にわたる見込みのため追加するもので、債務負担行為については、指定管理者の指定に伴う経費31件のほか、施工時期の平準化を図るため、道路整備事業について追加するものであります。
地方債については、都市計画事業費ほか3事業費を変更するものであります。

議案第160号及び第161号の2議案は、いずれも平成27年度特別会計補正予算で、総額5,600万円を追加するものであります。
今回の補正によりまして、特別会計の総額は、4,764億5,300万円となります。
議案第160号の介護保険事業特別会計は、介護保険システムの改修経費を追加するとともに、同事業の完了が翌年度にわたることから繰越明許費を追加するもので、議案第161号の競輪事業特別会計は、競輪場開催業務等の包括委託に係る債務負担行為を追加するものであります。

議案第162号から第172号までの11議案は、いずれも条例の改正についてであります。

議案第162号は、地方公務員等共済組合法等の一部改正に伴い、規定の整備を図るもので、議案第163号は、医療法の一部改正に伴い、病院の人員及び施設等に関する基準を定めるもので、議案第164号は、消防団員等に係る損害補償の金額、支給方法等について、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の規定の例によることとするものであります。

議案第165号は、消防団員の退職報償金の支給額を消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令に規定する額とするもので、議案第166号は、一般廃棄物処理手数料及び産業廃棄物処分費用を改定するもので、議案第167号は、建築基準法の一部改正に伴い、建築審査会の委員の任期を定めるものであります。

議案第168号は、高田町地区の地区整備計画の変更に伴い、建築物の用途の制限を変更するとともに、新たに地区計画が定められた稲毛海岸5丁目南地区のうち地区整備計画が定められた区域を条例の適用範囲に加えるもので、議案第169号は、道路の占用料の額を改定するものであります。

議案第170号は、都市公園の占用料の額を、議案第171号は、水路敷地の占用料及び法定外水路の流水の占用料の額を、議案第172号は、河川敷地内の土地の占用料及び河川の流水の占用料の額を、それぞれ改定するものであります。

議案第173号は、平成28年度における当せん金付証票の発売額を定めるもので、議案第174号は、市営住宅桜木町団地建替建築主体工事について、工事請負契約を締結するものであります。

議案第175号から第207号までの33議案は、いずれも指定管理者の指定に関するものであります。
議案第175号は、ハーモニープラザについて、議案第176号は、休日救急診療所について、議案第177号は、中央いきいきプラザほか14施設について、議案第178号は、大宮学園について、議案第179号は、桜木園について、議案第180号は、療育センターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第181号は、中央コミュニティセンターについて、議案第182号は、蘇我コミュニティセンターについて、議案第183号は、畑コミュニティセンターについて、議案第184号は、幕張コミュニティセンターについて、議案第185号は、穴川コミュニティセンターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第186号は、長沼コミュニティセンターについて、議案第187号は、都賀コミュニティセンターについて、議案第188号は、鎌取コミュニティセンターについて、議案第189号は、高洲コミュニティセンターについて、議案第190号は、真砂コミュニティセンターについて、それぞれ指定するものであります。

議案第191号は、土気あすみが丘プラザについて、議案第192号は、栄町立体駐車場について、議案第193号は、市民会館ほか1施設について、議案第194号は、若葉文化ホールほか2施設について、議案第195号は、美術館ほか1施設について、それぞれ指定するものであります。

議案第196号は、大宮スポーツ広場について、議案第197号は、宮崎スポーツ広場について、議案第198号は、ポートアリーナについて、議案第199号は、こてはし温水プールについて、議案第200号は、高洲市民プールほか34施設について、それぞれ指定するものであります。

議案第201号は、ポートタワーについて、議案第202号は、ふるさと農園について、議案第203号は、生涯学習センターについて、議案第204号は、亥鼻公園集会所について、議案第205号は、都市緑化植物園みどりの相談所について、それぞれ指定するものであります。

議案第206号は、稲毛海浜公園花の美術館ほか4施設について、議案第207号は、マリンスタジアムについて、それぞれ指定するものであります。

(予算編成の考え方)
次に、平成28年度の予算編成に当たり、私の基本的な考え方について申し上げます。

まず、最近の我が国の経済情勢ですが、雇用や所得環境の改善傾向が続く中で、各種政策の効果が発現し、緩やかな回復に向かうことが期待されますが、海外経済の減速による影響などについて、先行きの状況が懸念されるところであります。
このような情勢の中、国の「経済・財政再生計画」の初年度として編成される新年度予算の動向を注視して参ります。

次に、本市の新年度の財政見通しについて申し上げます。
歳入では、自主財源の根幹をなす市税が、税制改正などにより伸びを見込めないほか、市債発行については可能な限り抑制を図る必要があり、また、土地売払収入など臨時的な財源も多くを望めない状況にあります。
また、歳出では、生活保護費等の扶助費の増加が見込まれるほか、急速に進展する少子・超高齢社会への対応などに多額の財政需要が見込まれております。
このような見通しから、平成28年度も引き続き多額の収支不足が見込まれており、厳しい財政見通しとなっております。

そこで、新年度予算編成の基本的な考え方といたしまして、財政健全化を図るとともに、本市のさらなる発展に向けた取組みを推進するため、次の方針に基づき編成に取り組むことといたします。
第1は、「財政健全化に向けた取組み及び行政改革の推進」であります。
財政健全化プランと行政改革の取組みを着実に推進するとともに、既存の事務事業については、議会のご意見などを伺いながら、既成概念にとらわれない徹底した整理・合理化を行って参ります。
第2は、「第2次実施計画事業等の推進」であります。
2年度目となる第2次実施計画事業につきましては、事業費の精査を行った上で、事業の着実な推進を図るとともに、地方創生や東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた取組みにつきましても、適切に対応を図って参ります。
これらの基本的な方針を踏まえ、平成28年度の予算編成に取り組んで参ります。

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び平成28年度の予算編成に当たっての基本的な考え方について、ご説明いたしました。
よろしくご審議いただくとともに、議員皆様には、本市発展のために、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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