令和3年度千葉市の学校教育について（5月12日更新）

　保護者の皆様には、日頃より本市教育へのご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

　今年度は4月に千葉市立大宮小学校、千葉市立千城台みらい小学校、千葉市立高洲中学校の3校が統合校として開校し、千葉市立学校は167校でスタートしました。

　また今年度から、全国で中学校の新学習指導要領の全面実施やGIGAスクール構想に伴う一人一台のタブレットを使用した新しいスタイルの学校教育が始まり、学校教育の在り方が大きく変わることになります。そうした中、本市では、学校・家庭間連絡システムの運用による欠席・遅刻連絡のデジタル化や小中特別支援学校の特別教室へのエアコン設置などが実施され、さらなる教育環境の充実が図られます。

　市内では、依然として新型コロナウイルスの感染者が確認されており、予断を許さない状況が続いています。県内ではまん延防止等重点措置の区域が拡大され、本市でも4月28日から5月31日まで適用期間が延長されました。

　このような状況の中、各学校においては感染拡大防止の徹底を図りながら教育活動を展開し、創意工夫した学校行事の実施に向けて検討を進めております。学校行事は児童生徒の学校生活に潤いや秩序と変化を与え成長を促す大切な教育活動です。学校行事に関しては、各学校の判断となることから、状況によっては変更もあり得ますが、現状では感染拡大防止対策を講じながら、児童生徒が安心して取り組めるように配慮し実施していく方向です。

　児童生徒の皆さんは、5月に入り学校行事等であわただしい日々を送っていることと思います。また、勉強のこと、友達関係のこと、コロナ感染拡大のことなど不安な気持ちになることもあるかもしれません。そんな時は、先生方やスクールカウンセラーに遠慮なく相談してください。各学校の先生方はコロナ禍においても、皆さんの安全を最優先に考え、明るい学校生活が送れるように日々努力をしています。そして、皆さんが安心して学校で過ごすための支援をしてくれます。いろいろなことがある今こそ、目標に向かって一歩一歩着実に進むことが大切です。一日一日を大切に過ごしていきましょう。

　これからも千葉市教育委員会は、学校、家庭、地域と連携を図りながら、児童生徒が「千葉市の学校で学んでよかった」と思えるように力を尽くして参ります。市民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

　令和3年5月12日　
教育長　磯野　和美

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