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更新日:2020年8月5日
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泉蔵寺にある菩薩像です。像の高さは101.7cmで合掌した菩薩形をとります。穏やかな顔の表情、正面から側面にかけての緩やかな面の構成、浅い起伏を繰返す衣文の彫法などに見られる、優美で洗練された作風は定朝により完成された平安後期の様式で12世紀の作とみられます。製作技法は像を前後に割って内ぐりを施した割矧造で、全身に漆箔を施して金色に仕上げてあります。
この像の由緒、伝来は明らかでありません。勢至菩薩像は阿弥陀三尊像の右脇侍としておかれるのが通例ですが、その記録はなく、江戸時代後期嘉永6年(1853年)の棟札に「奉勢至尊堂再建」と書かれているのでこの時既に単独であったことがわかります。
名称 | 木造勢至菩薩立像 |
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ふりがな | もくぞうせいしぼさつりゅうぞう |
指定(指定年度) | 市指定(平成11年) |
区分/種別 | 有形文化財 彫刻 |
時代 | 平安 |
所在地 | 緑区おゆみ野有吉 |
所有者 | 泉蔵寺 |
公開/非公開 | 非公開 |
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