緊急情報
更新日:2024年9月3日
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空き地等の低未利用地が、時間的、空間的にランダムに発生する都市のスポンジ化は、都市の低密度化をもららし、生活利便性や生産性の低下、地域の魅力・活力が損なわれ、都市の衰退を招く恐れがあります。
このことから、本市においても、主に拠点となるべきエリアや居住を促進していくエリアを中心に、空き地・空き家等の利用促進による「都市のスポンジ化」対策を検討します。
市内には、「都市のスポンジ化対策」に資する取組みとして民間主体の取組みが行われているため、事例を紹介します。
まちの中にあった使われていない私有地(都市のすき間)の暫定利用として生まれた取組です。
毎日の暮らしを問い直すきっかけづくりの場であり、敷地はオープンスペースと菜園スペースで構成され、暮らしの手づくりする実験を行うほか、地域に開いたスペースとして運営しています。
公共の公園ではできない学びの体験を生み出すためのイベントなどを開催したり、菜園スペースでは地域住民も参加して野菜やハーブを栽培しており、収穫物はオープンスペースの屋外喫茶でドリンクとして提供されています。
場の維持にも地域住民が能動的にかかわる仕組みをつくることで、様々な関わり方を通じて人々が自然に出会うコミュニティの場ともなっています。地元自治会の行事と連携して行う夏祭りイベントなど、若者が地域との関わり方を見つける場としても機能している事例です。
⇒ HELLO GARDENのホームページ(外部サイトへリンク)
千葉公園近くの住宅地の中に存在していた空き地を活用してツリーハウスとカフェを設置したコミュニティスペースです。
もともと空き家が存在するエリアで、宅地分譲を目的として取得した土地を宅地化せず、暫定利用として既存の大きな木を使ってツリーハウスをつくるなどプロモーション用のスペースとして整備しました。外出しづらい梅雨の時期を逆手に取った「傘の森」などSNS を上手に利用したイベントなど話題を呼んでいます。
早朝、散歩ついでに野菜を買いに来る高齢の方々、昼間に手づくりのグッズを販売するイベントを企画する子育てママ、休日にツリーハウスやカフェに憩いに来る家族連れなど多世代がさまざまな目的で訪れています。
隣接する千葉公園のオオガハス祭りとも連携したイベントを実施するなど地域と連携した魅力的な空間づくりを行っています。
千葉駅周辺の「都会のすき間」に登場した、老舗割烹の運営するオープンエアのテラス空間です。
新型コロナウイルス感染症の拡大によるコロナ禍における新たな日常づくりを進めており、割烹のオープンエアな飲食スペースだけでなく、イベントスペースとしての活用など、さまざまなチャレンジを実施しています。
⇒ 角屋バルの空間を活用したクリスマスマーケットを開催(千葉市後援)
日時:令和2年12月6日、13日、20日、27日(いずれも日曜日)16~20時 場所:角屋バル(中央区新町1番10号) ※詳細はチラシをご覧ください。 → チラシ(PDF:111KB) |
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