緊急情報
更新日:2024年6月3日
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近年、千葉都心では、建築物の建て替えが進まず、まちが大きな変化をしていないことから、千葉駅周辺の求心力の低下が懸念されていました。
しかし、JR千葉駅の駅舎・駅ビルの建替え、西口や東口で実施・計画されている再開発事業など、駅周辺でリニューアルの動きが出てきていることから、これを契機と捉え、まち全体のリニューアルによって魅力を高めていく必要があると考えています。
そのためには、千葉都心全体の将来像や取組みの方向性を明確化する必要があるとして「千葉駅周辺の活性化グランドデザイン」を策定いたしました。
なお、策定にあたっては、将来像実現のため、優先順位を付けた整備プログラムなども合わせて整理しています。
今後、この将来像をまちづくりに関わる全ての人が共有しあい、連携・協働して、まちづくりを進めていきたいと考えています。
(1)特徴
1.3つのエリア
JR千葉駅周辺は主にJR線によって物理的に3つのエリアに分断されていますので、千葉都心全体の方向性のほか、東、西、北の3つのエリアごとに、特色等を踏まえた方向性を整理しています。
2.商店街の特色
千葉駅周辺には複数の商店街があります。今後、駅周辺の活性化を目指して、皆で力を合わせてまちづくりを進めていくためには、これら商店街毎の特色をいかに活かしていくかが重要なポイントと考え、勉強会などを通じて、商店街の皆様に特色などを提案していただきました。
3.先行整備プログラム
グランドデザインで描いた将来像を実現するためには、骨格となる施設等の整備を、優先的・段階的に進める必要があります。そのため、駅からまちへと来街者を引き込み、更に、まちの中を回遊する動機となる施設等の整備を、先行整備プログラムとして位置付けています。
(2)取組みの方向性
1.千葉駅周辺の全体の方向性
・千葉県内での求心力のあるまち
・働く人、学ぶ人、住む人、観光客など、多様な人々が集まり賑わうまち
・エリア間における機能分担・連携による多様な魅力のあるまち
2.エリアごとの方向性
・東エリア 多様な人が集い賑わうまちづくり
・西エリア 安心の生活を支援するまちづくり
・北エリア 公園や文教施設を活かしたまちづくり
(3)先行整備プログラム
1.西銀座周辺再開発
千葉駅からまちへと来街者を引き込むため、西銀座周辺区域における再開発事業など、建築物のリニューアルを促進することで、駅前に業務・商業コアを形成して、恒常的な賑わいを創出するとともに、歩車分離による歩行者中心の空間を強化したいと考えています。
2.JR千葉支社跡地周辺整備(令和2年12月改定時に追加)
駅・駅ビル・大型商業施設(百貨店等)との連携により、回遊性の起点となり「千葉の顔」となるような駅前空間の創出を目指します。
3.中央公園・通町公園の連結強化
中央公園や通町公園、千葉神社を一体的にとらえて、歴史的空間あるいは緑の回廊として活用し、千葉神社や千葉氏などによる「千葉らしさ」を感じるまちづくりを進めたいと考えています。
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都市局都市部都市計画課
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