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更新日:2023年3月23日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(淑徳大学千葉キャンパス)

日時:2021年11月27日(土曜日)13時30分~14時30分

場所:淑徳大学千葉キャンパス

テーマ:「誰もが安心と豊かさを感じられる千葉市へ」(PDF:5,226KB)

参加者:30人

中央1中央2

特別養護老人ホーム・認知症について

(参加者)
特別養護老人ホームについては総務省の統計を見ても千葉市はあまりいいものではない。助成金等で医療については多少改善されたと思う。特に認知症だが、認知症の方が行方不明になり、スピーカーで放送されるが、スピーカーもよく聞こえない時がある。
(市長)
認知症の方の対策は様々な分野を本格的にやらなくてはいけないと思っているので、進めている。施設についても特別養護老人ホームが足りていないので、開設をするために整備事業者を公募により決定し、計画的な整備を進めている。スピーカーについても生活するうえで支障になるということで、どういった形で改善できるのか検討する。

都市計画道路について

(参加者)
南町と宮崎町の都市計画道路が工事中だが、地元に説明がほしい。地元が困っている。
(市長)
地元説明については不十分であったと思うが、これまで以上に丁寧に説明する。

コンパクトシティについて

(参加者)
スマートシティだが、限られた財源で、災害、高齢者、コンパクトシティが大事だと思うので、財源を集中して、これを5年計画、10年計画でスケジュールを立てて行ってほしい。コンパクトシティにするためは、区ごとに、何区はこれをやると決めてほしい。これからは千葉市も人口は減っていくが、具体的な政策で、他市のお手本となるような市にしてほしい。
(市長)
コンパクトシティについてはご指摘の通りある。本市の人口は増えているが、遠からず減少していく。今までの公共施設や様々な管理は、人口が多い状況を前提に対処しているので、物をこれ以上広げないように、都市機能をコンパクトにまとめていくことは必要になる。今までのサービスを受けられたことが、受けられなくなることもあるが、将来的なことを踏まえて具体的に進めていくことが大切だ。

再生可能エネルギー・クリーンエネルギーについて

(参加者)
再生可能エネルギーとクリーンエネルギーだが、千葉県と連携をしてエネルギーの地産地消の予定はないのだろうか。人口も多く、面積も広く海岸線も長い。千葉県には天然ガスの油田がある。クリーンエネルギーの地産地消を進めてほしい。他の県には頼らない電力供給をクリーンエネルギーの利用をお願いしたい。
(市長)
エネルギーは様々あるが、再生可能エネルギーにシフトしていかなければいけないと思っている。だが、今すぐ、すべてを再生可能エネルギーに供給はできないので、既存の電源を使わなければいけないが、切り替えられるところは切り替えていく。行政が旗を振って進めていくということが必要である。九都県市でも同じ方向を向いて進めているので、地域の皆様にご理解いただいて、旗振りの役割を自治体としては果たして行きたいと思っている。

様々な世代向けの相談窓口の設置について

(参加者)
高齢者や障害者の方へのサービスが多いと感じた。ただ、様々な理由で、サービスにつながっていない方もいる。その方々が間口につながるためには市役所としてはどのような方法があるのか。
(市長)
サービス、福祉につなげていくための体制をどうするべきか考えている。本市は65歳以上の相談窓口は多いが、それ以下の人の方の窓口がない。専門窓口はあるが、身近な相談窓口がない状態である。市川市などには中核地域生活支援センターがあり、様々な人の相談を受け、最適な支援機関につなげる窓口がある。そういったものが、千葉市には無いので、総合的な相談窓口を置いて、その方に合った支援機関につなげていく、そんな機能を市役所として持ちたいと思っている。現在、そのような相談支援体制のあり方を検討している。

スクールソーシャルワーカーについて

(参加者)
児童虐待の早期発見につながるために学校が上げられると思うが、スクールソーシャルワーカーの数が、非常に少ないと感じている。スクールソーシャルワーカーを増員する予定はあるのか。
(市長)
児童虐待を早期発見するためには学校との連携が重要である。状況がひどくなってからでは、元に戻すことが大変である。福祉と教育は近いようでバラバラであるため、それをつなぐ役割がスクールソーシャルワーカーである。教育現場と繋ぐ役割を含めて、増員をしていかなければいけない。

高齢者のスポーツ施設について

(参加者)
高齢者のウォーキング等を行っている施設が多いが、施設の料金が高いので、高齢者のためというなら、月2千円くらいで、自由に使えるプール等を作ってほしい。
(市長)
高齢の方がよりスポーツをする機会が増えるようにということだが、今からスポーツ施設を作って運営していくことは難しい。市内の民間事業者と連携をして、市が補助を出す形で、利用しやすい価格にしていく。今年は習い事応援キャンペーンを行っており、半額を市が補助している。割引制度など、財源の範囲で利用しやすい環境や制度にしていきたいと思う。

高齢者のデジタル化について

(参加者)
高齢者のデジタル化を市役所で行ってほしい。
(市長)
スマートフォンやLINEの使い方を高齢者に学んでもらう機会を、携帯電話ショップなどと連携をしながら進めており、ご好評いただいている。デジタル化の時代に身に着けてほしい知識、使い方を学べる環境を増やしていきたいと思っている。町内自治会でも集まることが大変なので、Zoomで行ったらどうかという意見もある。そういったことでも市で使い方を学んでいただく場づくりを広げていこうと思う。

デジタル化の推進について

(参加者)
デジタル化だが、連絡手段として電子メールを第一手段として使わないのか疑問である。保険証もマイナンバーになった場合は一切封書を出さずに電子メールで行くものなのか。それとも、マイナンバーになってもなお、封書で送るのか。デジタル化とするとハードルが高いが、電子メール化にするとハードルが低い。まず、出来ることからやってほしい。
住民の連絡手段の中に、第一手段、第二手段、第三手段と連絡手段の優先度の項目をつくり、第一手段が電子メールの人は電子メール、手紙と答えた人は手紙となるように考えてほしい。
(市長)
一気にデジタル化は難しい。例えば、インフルエンザの接種券も郵送しているが、全部デジタル化してやるだけの環境はまだない。マイナンバーカード自体も強制ではないので普及率が100%ではない。
電子メールは使えない人もいるので、紙をいきなりゼロにはできないが、電子メールの方がありがたい人も多いので、WEBを中心に活用しながら紙も残していき、時間をかけて広げたい。

児童相談所の一時保護所について

(参加者)
児童虐待防止対策の強化についてだが、令和4年度に児童相談所が2つの児童相談体制になるとあるが、一時保護所を2つに増やす予定はないのか。千葉市児童相談所の一時保護所でアルバイトをしているが、一時保護所の定員が超えなかった日がないくらい、定員超過が続いている。今後も児童の保護は続くと思うが、このままでは保護児童への支援が行き届かないので、子供の最善の利益が損なわれるのではないか。市長としてこの現状をどう考えているのか。
(市長)
同感である。一時保護所は限界に近い状態である。職員の方にはお力を頂いて感謝しているが、定員を超えて子供を支援している状況である。まずは、今の施設の中で、体制強化の一つとして2所にするが、実際に2カ所にする時には一時保護所を増設していかなければいけないと思っている。

まちづくりのアドバイザーについて

(参加者)
7年前に皆さん町をつくってみませんかと市側の提案でアドバイザーを募集したが、まちづくりはどうなったのか。
(市長)
この制度に限らず、皆様から頂く意見は大事にしたいと思っている。アドバイザーという立場ではなくとも、関心のある分野にはご意見を頂く仕組みを作っていかなくてはならない。

公立大学の設立と企業立地について

(参加者)
千葉県は市立大学、県立大学がない。インテリジェントシティを作るには、川鉄や新日鉄を追い出して、そこに、公立大学を作ってほしい。公害企業はいらない。
(市長)
企業は、環境分野の目標値を守るような形で、対策をしてもらっている。環境面は今の時代に合ったものにしていく取り組みをしていく。
一方、市内の雇用、産業を大事にして、本市の産業を引っ張ってもらっている面もあるので、企業と市民が共生していけるように市としても進めている。市内に雇用を作っていくことに、私は力を入れていこうと思っている。

不登校の支援について

(参加者)
娘は高校3年生だが、中学1年生の時には不登校であった。千葉市のスクールカウンセラーの先生のおかげで、中2、中3は通えるようになった。先生の手厚い支援があったから今があると思う。これからも誰も引きこもりにしない政策をお願いしたい。
(市長)
それぞれの生徒の学びの機会を保障していくことは市として、必ずやらなければいけないと思っているので、その子に合った学びの機会を提供する取り組みをこれからもしていきたいと思う。

このページの情報発信元

総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

kohokocho.POM@city.chiba.lg.jp

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