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更新日:2024年9月1日

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【市長と語ろう会】主な意見交換の要旨(美浜区役所)

日時:2024年7月6日(土曜日)16時00分~17時00分

場所:美浜区役所

テーマ:「新たな時代を切り拓くまちづくり」

参加者:25人

美浜1美浜2

オオガハスの周知及び稲毛海浜公園の野外音楽堂について

(参加者)
オオガハスの周知に折り紙を活用するのはどうか。市内の小中学校の児童にオオガハスを折ってもらうことで、保護者への周知も可能であり、幕張新都心のホテル宿泊者に渡せば、県外の方へも周知でき、近隣の見浜園でオオガハスを楽しんでもらえると思う。また、稲毛海浜公園の野外音楽堂は小規模ながらも音響が素晴らしく、どの場所からも見やすい素晴らしい施設だが、老朽化が進んでいる。いなげの浜50周年に合わせて、改修してもらえないか。

(市長)
オオガハスも海辺も千葉市が誇る地域資源として、市内外に重点的にPRしている。2年前にオオガハス開花70周年のイベントがあったが、今後10年間でさらに認知度を上げていく取組みを進めている。例えば、各区で身近に見られる場所を作ったり、学校でオオガハスについて学んでもらったりしている。花見川区では周知が比較的進んでいるが、市内ではまだ不足しているので、ご提案は効果的であると感じる。オオガハスを通じて、長く千葉市にお住まいの方と、新しく移り住んで来られた方との繋がりができたという話も聞くので、これからも市民共通の千葉市の代表的な地域資源として、全市的に盛り上げていきたい。
野外音楽堂については、たくさんの方にご利用いただいてきたが、ご指摘のとおり老朽化が進んできている。修繕の時期については検討中であり、市内の施設も老朽化が進んでいることや物価高騰の影響などを踏まえ、計画的に取り組んでいく。

災害時の情報発信手段について

(参加者)
防災行政無線について、平時でも内容が聞き取りにくいことがあり、全ての市民が瞬時に知るべき情報も行き届いていないと感じる。千葉市では全ての人に音声で情報を伝えるには限界があるとして、市ホームページやテレフォンサービス、千葉市安全安心メール、防災アプリの活用を推進している。だが、スマートフォンを持っていないお年寄りが瞬時に情報を得る手段として、防災行政無線は重要なものであると考える。防災行政無線が聞けるラジオを全世帯に配布するのも現実的ではない。防災行政無線がもっと有効的に活用できるといいと思う。

(市長)
災害時の情報伝達は平時から考えていく必要があるが、大変難しい課題である。以前は防災行政無線で情報を伝達していたが、風向きで聞こえる範囲が変わってしまうなど、防災行政無線だけで全ての情報を届けるには限界がある。現在の市の考え方としては、様々な媒体を組み合わせて情報を発信する多重的な取組みを行うものとしている。防災行政無線については、極力質の良いものに取り換え、お聞きいただけるような努力をしている。また、テレフォンサービスで防災行政無線の内容が確認できるサービス、NHKのデータ放送、市の公式SNSやYahoo!防災アプリと連携してプッシュ型でお知らせする、災害に関する千葉市の情報をご覧頂ける防災ポータルをブラッシュアップするなど、幅広く取り組んでいる。通信手段はテクノロジーの進化とともに新しくなっていくが、従来のサービスもある。時代の変遷に合わせて、様々な媒体を組み合わせながら極力迅速に情報を得ていただける体制づくりに取り組んでいきたい。

人口動態及び太陽光パネルの廃棄について

(参加者)
本日の資料に千葉市への転入理由について記載があるが、千葉市に転入しない理由、他市町村に転出した理由はあるか。今後、人口のシミュレーションがあると思うが、市として、人口の増減のコントロールは可能か。小中学校の統廃合と人口の推移を関連した計画はあるか。
公共施設への太陽光パネル設置に関して、太陽光パネルはメンテナンスが大変であり、時間が経つと、有害物質を含む可能性があるゴミになってしまうが、その廃棄コストの見積もりはどうなっているか。

(市長)
人口について、千葉市はまだ増加しているが、今後は、少子化の影響もあり、人口減少は避けられない。人口減少の減り幅抑制のため、経済圏の維持、経済振興に努めたい。人口増減のコントロールについて、市の政策が機能するのは、市の転入人口の増加だと考える。市内に事業の拠点があれば、そこの周辺に住民が居住し、人口増加の核になると思われるので、そこの核の維持が大切であると思われる。
次に、少子化については、自治体のみでは食い止められない。自治体の少子化対策には、限界がある。子育て政策、高校や大学の学費、女性の働き方そのものをどうしていくかを考える必要がある。国のグランドデザインをどうするかも重要な論点になってくる。市内の小中学校の統廃合については、統合だけでなく、幕張新都心については、小学校の新設を行う。地域ごとにこの先の児童数を推計し、シミュレーションしている。
太陽光パネルに関しては、国からリサイクル等のガイドラインが出ているため、それに基づき、処理していきたい。

タバコのポイ捨てについて

(参加者)
いなげの浜にウォーキングコースがあるが、そこにタバコの吸い殻のポイ捨てが多い。この件について、約5年前から、意見を伝えているが、対応されていない。一番多いのは、海浜通りの展望駐車場である。当該駐車場への対応は、緑地事務所に何度も依頼しているが、なかなか対応が出来てない。展望駐車場の管理が出来ていない。タバコの吸い殻のポイ捨てを防止する掲示をし、公園敷地内は禁煙にしてほしい。検見川地区の管轄は、千葉市と千葉県に分かれているが、千葉県にも対応するよう依頼してほしい。

(市長)
タバコのポイ捨てについては、条例があり、市内全域が禁止ということになっている。駅前を中心に路上喫煙ポイ捨て取締り地区にし、当該地区については、巡回を行っている。市内全域をそのように対応できればいいが、実際は難しい。
個別に検討した方がよいと思われる地域には、ポイ捨て防止の看板の設置等を行っている。相談いただければ、公園であれば、ポイ捨て防止の看板の設置が可能である。私有地(民間管理)であれば、対応について土地所有者に相談するという状況になっている。状況を再確認し、対応できるか確認したい。
最終的には、個人のマナーの問題もあるので、マナーの啓発活動を強化していきたい。ポイ捨てが多い地域については、個別に検討する必要がある。本日指摘された地域については、市としてどうような対応ができるか再検討していきたい。

(参加者)
この件について、以前から、公園緑地事務所、駐車場管理者に対応依頼しているが、進展がない状況である。対応依頼をしているのに、進展がないのは、おかしいのではないか。駐車場からごみのポイ捨てが多くある。

(市長)
市としてどのような対応ができるのか所管課に確認する。市として、常時監視するのは困難である。最終的には、マナーの問題があり、市としてどのように巡回指導を行っていくかという問題もある。

(参加者)
ポイ捨てのデータがあるので、確認してほしい。

(市長)
確認する。

体育館へのエアコン設置及び避難所における介護職員の確保について

(参加者)
学校の体育館にエアコンをつけるとのことだが、太陽光パネルや蓄電設備などもないと非常時に使えないと思うので、導入を検討してほしい。
また、避難所における介護職員の確保について、手当などを渡しているのか。外からの応援ももちろん重要だが、近隣に介護人材がたくさん住んでいるというのが理想的であると感じた。

(市長)
エアコンを太陽光で発電した電力のみで長時間運転するのは難しいかもしれないが、リスクヘッジの観点から、電気とガス両方での発電を検討している。都市ガスがない地域もあるため、学校ごとにどういった動力源を使用できるか、現在は設計の段階にある。いただいたご意見も踏まえながら、具体化していきたい。
介護職員が発災先に派遣されている場合の処遇については、今後全国的にも検討が進んでいくと思われるが、市としてもご意見を踏まえながら検討していきたい。現在は、自治体職員の派遣が主であり、出張命令として行っている。想定よりも過酷な状況での勤務が求められていることから、被災地派遣手当のようなものもあっていいのではないかという観点もあるので、市長会や総務省などでの検討の際には、私も議論に参加していく。

公園のトイレについて

(参加者)
真砂中央公園には女性用のトイレがなく、手洗い場も清潔でない。木が多くて安全面にも問題があるので、早く改修してほしい。

(市長)
公園のトイレの設計はかなり前に行われているものもあるため、現代の考え方と違ってきている。全市的にトイレが老朽化していることも踏まえ、時間はかかるかもしれないが、順番に改修を行っていく。また、以前は住居の中が見えないよう木を濃く配置していたが、現在は公園の中に死角を作らないよう、木の間隔を空けて配置しようという考えが主流になってきた。ただ、地域の方々それぞれのお考えがあるので、町内自治会のご意見を伺いながら合意形成を大切に進めていく。

芸術振興について

(参加者)
第3次文化芸術振興計画に感銘を受けた。進めていってほしい。

(市長)
市民生活を豊かに、充実感を持って日々を送っていただくには、芸術活動をする、観る、聴くなどする機会が大切だと考えており、千葉市は他市と比べても比較的そういった機会に恵まれた都市の一つではないかと思っている。来年度には、2020年に行われた千の葉の芸術祭を進化させた千葉市国際芸術祭というものも初めて行う予定であるので、今まで以上に文化芸術に親しめる機会を作っていきたい。市民参加を主としたものにしていきたいと考えているので、お力添えいただけるとありがたい。

コロナワクチンについて

(参加者)
コロナワクチンの高齢者定期接種についてどうお考えか。安全性を懸念している。

(市長)
ワクチン接種については意見の分かれる分野だと考えており、充分な情報公開を前提として、市民の方お一人お一人が判断をしていかなければならないと考えている。自治体の役割としては、充分に情報公開を行って市民の方が判断できる環境を整えること、また、国の基準で一定の安全性が担保されているものについては、強制されることなく、希望される方に対しては市内の身近な場所で接種できる体制づくりが大切であると思う。

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総合政策局市長公室広報広聴課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟6階

ファックス:043-245-5796

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