市民の声：民生委員について

要旨

18年間民生委員をやっていたが高齢となった。後任の方が見つからず困っている。

回答内容

18年の長きにわたって民生委員・児童委員として、地域でご活躍をいただき地域福祉にご尽力いただきましたこと、また退任後も後任候補者を探していただいておりますことに併せて感謝申し上げます。
民生委員につきましては、本市を含め全国的にも充足率が年々減少傾向となっており、共働き世帯の増加、地縁の希薄化など、社会状況の変化により地域活動の担い手の確保が困難になってきている状況にあります。
本市としてもそのような課題認識のもと、担い手の確保に向けて取り組んでいるところですが、欠員状態の解消には至っていないところです。
いくつか取組みをご紹介させていただきますと、
1 民生委員協力員制度の創設
2 定年退職予定者に対する民生委員・児童委員の案内
3 広報活動（市ホームページ、市政だより、出前講座など）
などがございます。
このうち、民生委員協力員制度につきましては、「民生委員の負担軽減」および「新たな地域福祉の担い手の掘りおこし」を目的としており、まずは協力員を経験し民生委員活動に触れていただいたうえで民生委員になっていただくという例も多数あり、最近では民生委員経験者が協力員となって新任の民生委員をフォローするという例も増えてきております。
地域の担い手の確保については地域の皆様のお力に頼っている現状でございますが、市としてもこれまでの取組みを継続するほか、民生委員児童委員協議会の会議や担い手の確保に関する地区会長からの相談などを通して皆さんの声を聴きながら、民生委員の担い手の確保に向けた支援策を模索して参ります。

（お問い合わせ）
保健福祉局健康福祉部地域福祉課　TEL 043-245-5218

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