緊急情報
ホーム > 市政全般 > 広報・広聴・市民参加 > 広聴 > 市民の声 > 市民の声:救急医療について
更新日:2024年7月1日
ここから本文です。
重体時に千葉市の救急医療体制に疑問を持った。また、救急安心電話相談(#7119)を利用し、医療機関を紹介してもらったが、医師の不在や休日であることを理由に診察を断られた。
救急医療体制につきましては、主に軽度の救急患者への外来診療を行う初期救急医療体制、救急車により直接又は初期医療機関から転送されてくる重症患者の対応をする二次救急医療体制、更に重篤な患者で二次医療機関では対応できない患者の対応をする三次救急医療体制に分けられております。
千葉県において、救急告示病院及び診療所の認定などによる二次救急医療体制に加えて、千葉大学医学部附属病院などを救命救急センターとして指定することにより、三次救急医療体制を整備しているほか、千葉保健医療圏限定で、4以上の医療機関に照会しても搬送先が決まらない救急患者などを対象として一時的であっても受入先を確保する、搬送困難事例受入医療機関支援事業を実施しております。
本市においては、休日や夜間の救急医療体制として、休日救急診療所や夜間応急診療などによる初期救急医療体制のほか、これらで診療を行った結果、重症患者であった場合に、搬送先となる二次医療機関を輪番制により整備しております。
また、令和元年11月には夜間内科の二次救急医療体制を見直し、夜間応急診療からの受入用の病床2床に加えて、新たに救急車からの受入用に2床を確保するなど、搬送困難事案の抑制に取り組んでおります。
しかしながら、本市の救急隊の出動件数の増加が著しく、令和5年中は速報値ですが、過去最多の69,155件となり、令和3年比で13,591件、令和4年比で2,263件増加している状況となっております。
土曜日、日曜日及び祝日や夜間は医療提供体制がどうしても手薄になることから、まずは、可能な限りかかりつけ医の診療時間内の受診をご検討いただき、緊急と判断される場合には、上記のとおり救急医療体制を整備しておりますので、躊躇なく救急車を要請していただきますようお願い申し上げます。
なお、二次医療機関や三次医療機関においては、重症や重篤な患者の救急搬送の受入れや、入院患者の病状が急変した場合などに備えて、医師が宿直しておりますが、時間外の外来診療については、医療機関の判断でこれら対応に支障が無い範囲で診療が行われております。
また、救急車を呼ぶかの判断に迷われた際に看護師が相談に応じる、救急安心電話相談(#7119)は、千葉県にて実施している事業となります。
(お問い合わせ)
保健福祉局医療衛生部医療政策課 TEL 043-245-5210
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください