市民の声：千葉駅から千葉大学病院へのアクセスについて

要旨

千葉駅から千葉大学病院や青葉病院へ行く場合、現在はバスの利用が基本だが、雨の日の通勤時間帯は混雑が激しく簡単にバスに乗ることができない。並び方を最適化できるパーテーションの設置や地面に表示を書くなどの対策、雨天の臨時便を増やすなどを検討してほしい。
また、千葉都市モノレールの延伸も検討してほしい。

回答内容

千葉駅東口駅前広場は、バス事業者各社のバスが分刻みのダイヤで多方面へ運行していることから、雨天時の通学・通勤時間帯は特に混雑が激しく、ご迷惑をおかけしています。
現場には地面にバス待ちの列を表示しているほか、雨天時は京成バス株式会社において誘導員を配置するなどの対策をしていますが、パーテーションの設置については、バスを待たれている以外の方や視覚障害者の通行等にも配慮する必要があり、現状では困難であると考えます。
公共交通は、利用者同士が移動中や移動前後の空間をシェアするものですので、バスをお待ちの方には歩行者にも配慮の上、整列し待つよう協力を求めつつ、初めて利用される方や慣れていない方が戸惑うことが無いようバス事業者各社と協力し、引き続き周知啓発活動に努めます。
なお、雨天時の臨時便につきまして京成バス株式会社へ確認したところ、令和6年4月からの労働時間改善基準告示により運転手の拘束可能時間が減り、減便等の対応をしている状況であることから、現時点では難しいとの回答でした。
また、千葉都市モノレールの延伸は、令和元年度に病院利用者等も加味した上で延伸計画の再検証を実施していますが、病院ルート（県庁前駅～市立青葉病院間）の費用便益である「延伸に係る整備費」と「整備による多種多様な社会的便益（道路渋滞の緩和や交通事故削減等）」を比較した費用便益比が1.0以下となり、事業に要する費用以上の効果が得られないと判断し、延伸計画を廃止しています。

（お問い合わせ）
都市局都市部交通政策課　TEL 043-245-5352

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