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更新日:2024年7月1日
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不登校児童生徒の家庭に、バウチャーで経済支援することを要望する。不登校児童生徒の家庭は、子どものウェルビーイングの維持と、学習の支援に多くの出費を余儀なくされていたり、子どもを家庭に置いておけないため、親が働きに出られなくなり経済的困難に陥る家庭が多数ある。よって、次のようなことを骨子としたい。
1、目的外使用を防ぐため、バウチャーで支給する。期間内に使わなければ消滅する。
2、登録されたフリースクール、習い事、学習塾、体験イベント、教材販売等で使用可能。
3、学校または教育センターと家庭の連絡がとれていることを必須とする。
次に「フリースクール等民間施設事業費補助金交付」の1フリースクールあたりの上限を引き上げてほしい。不登校支援を主たる目的としたフリースクールは、いずれも参加費を極めて低く抑え、ボランティアワークによって成り立っているのが現状である。
また、千葉市において公的機関とも民間施設とも連絡がとれない不登校家庭への具体的な支援策などを協議するため、教育委員会の担当課と民間側が話し合う場の設置を要望する。
まず、不登校児童生徒の家庭に、バウチャーの形で経済支援することについてですが、本市では、不登校児童生徒の家庭のうち、経済的理由によって就学困難と認められる家庭に対して、就学援助による学用品費等の支援や、千葉市教育支援センター等活動費・通所費助成事業により教育支援センター等に係る活動費及び通所費を助成しております。
また、子どもの貧困対策として、学校外教育バウチャー事業を実施しており、学習塾やスポーツ・文化活動等の習い事に利用できる「こども未来応援クーポン(バウチャー)」を提供し、費用の一部を助成しております。
当該事業は、ひとり親家庭等への支援を目的として募った寄附金を財源とした事業であるため、クーポンを提供する対象は市内のひとり親家庭等の小学5・6年生児童に限定しており、対象となる児童はフリースクールの利用についてもご活用いただけます。
現在はフリースクールを利用する児童への支援を目的として実施している経済的な支援制度はありませんが、ご要望の件につきましては、他市の事例等を調査するなど、今後検討していきたいと考えております。
次に、「フリースクール等民間施設事業費補助金交付事業」についてですが、今後、拡充についての検討が必要であると教育委員会から聞いております。
なお、民間側と少人数で話し合う場の設置についてですが、令和5年度11月9日に、意見交換会を実施させていただきました。今後もよりよい連携を目指して、意見交換会の持ち方等を検討してまいります。
(お問い合わせ)
・就学援助に関すること
教育委員会学校教育部学事課 TEL 043-245-5928
・学校外教育バウチャー事業に関すること
こども未来局こども未来部こども家庭支援課 TEL 043-245-5179
・「フリースクール等民間施設事業費補助金交付事業」、意見交換会に関すること
教育委員会学校教育部教育支援課 TEL 043-245-5935
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