市民の声：西千葉駅北口付近の路上喫煙等について

要旨

現在西千葉駅北口周辺は路上喫煙禁止、ポイ捨て禁止の看板などがあるが、現状は路上喫煙やタバコのポイ捨てなどが散見される。西千葉駅北口側は教育機関、千葉大学を始め小、中、高校と集まる地域なので、副流煙やポイ捨てされている現状も含め、教育としてもあまり望ましいとは思えない。千葉駅や海浜幕張駅のように西千葉駅周辺も過料など視野に含める事も可能だろうか。

回答内容

まず、副流煙（たばこの先端の燃焼部分から立ち上る煙）が学生等に与える影響につきましては、ご懸念のとおり、厚生労働省作成の報告書においても、副流煙には主流煙（吸い口から喫煙者が吸い込む煙）よりも多くの有害物質が含まれていることが指摘されております。この点を踏まえて令和2年4月に施行された健康増進法において「望まない受動喫煙（副流煙等を喫煙者以外の方が吸い込むこと）」を防止するための各種規制が定められており、本市としても、関係法令について周知啓発を行っているところです。
また、路上喫煙・ポイ捨てにつきましては、「千葉市路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する条例」を施行し、道路・公園など屋外の公共の場所（市内全域）での空き缶やたばこの吸い殻等のポイ捨てを禁止するとともに、市内4か所（JR千葉駅東口地区、JR稲毛駅周辺地区、JR海浜幕張駅周辺地区、JR蘇我駅周辺地区）を取締り地区に指定したうえで路上喫煙を禁止し、違反者には過料を課しております。
ご質問のあった西千葉駅周辺を過料などの視野に含めることについてですが、取締り地区は、火傷などから歩行者の安全を守る必要が高い特に人通りの多い駅周辺を選定しており、現状では、西千葉駅周辺を取締り地区に指定する予定はありませんが、ご意見として参考とさせていただきます。
なお、条例では、取締り地区外においても、「路上喫煙をしないよう努めなければならない」ことを定めており、市民の皆様からのご要望の多い駅を選定し、路上喫煙・ポイ捨て防止巡視員による指導活動を行っております。
現在、西千葉駅は指導活動の対象としておりませんが、同駅周辺につきましては、ご意見を含め複数のご意見をいただいていることから、巡視員が同駅周辺を巡回し、指導活動を行うことといたします。
路上喫煙やポイ捨てで特にお困りの場所がございましたら、職員が現地を確認し、「路上喫煙・ポイ捨て禁止」と書かれた掲示物の設置などの対応を図りますので、廃棄物対策課までご連絡ください。

（お問い合わせ）
・受動喫煙対策に関すること
保健福祉局健康福祉部健康推進課受動喫煙対策室　TEL 043-245-5201
・千葉市路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する条例に関すること
環境局資源循環部廃棄物対策課　TEL 043-245-5067

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