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更新日:2024年5月1日

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市民の声:非常時トイレの設置について

要旨

市で井戸付耐震性貯水槽、非常用井戸を設置しているが、全ての小学校に設置されていない。
非常時のトイレの水の確保のため、非常用井戸を小学校、中学校、トイレのある公園に設置して管理してほしい。また、井戸付耐震性貯水槽とエンジン付き給水ポンプと井水給水切り替え配管をセットで設置する計画を早くスタートしてほしい。さらに、排水管も切替えできるようにし、もし排水が壊れた場合でも、汚水貯留槽へ排水可能としてほしい。非常時の井水、排水システムの検討が必要である。

回答内容

非常用井戸及び井戸付耐震性貯水槽について、非常用井戸は計58箇所、井戸付耐震性貯水槽は計14箇所、それぞれ整備しています。しかし、非常用井戸は、井戸水を汲み上げるポンプの作動に必要な電力や停電時でもポンプを稼働させるための燃料が必要であることから、携帯トイレや簡易トイレなど、井戸水を使わないトイレ対策も講じております。
具体的には、各避難所への携帯トイレの備蓄や市内約70箇所の倉庫への組立式トイレの備蓄に加え、上水道が止まった場合でも、非常用井戸やプールの水を利用して下水道へ直接流すことができる災害用マンホールトイレの整備を進めており、今年度、指定避難所である全市立学校(166校)への整備が完了します。
このことで、内閣府が定める災害時用トイレの確保数の目標となる、避難者約50人当たり1基を確保しているところです。
さらに不足する場合には、民間団体との災害時応援協定等により、災害時のトイレを確保いたします。今回の能登半島地震では、指定避難所となる公共施設も被害を受けて使用できないところもあります。ご自宅が安全であれば在宅避難ができるよう、食料品や飲料水だけでなく、各ご家庭で携帯トイレの備蓄も取り組んでいただきたいと思います。

(お問い合わせ)
総合政策局危機管理部防災対策課 TEL 043-245-5113

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