市民の声：保育所の民営化について

要旨

宮野木保育所について、令和7年4月に仮の建物へ移転、建替え、令和9年4月より民営化するという説明を受けた。委託先、先生方の体制、料金の変化などを早く示してほしい。
また、市が100人規模の保育所を民間へ委託することは市民の安心安全を考えた時に理解を得づらいのではないかと思う。是非とも民営化を止めてほしい。

回答内容

はじめに、「宮野木保育所の民営化に関する委託先、先生方の体制、料金の変化について早く示してほしい」というご要望については、令和5年11月7日の保護者説明会でご説明した千葉市宮野木保育所建替実施計画の中に実施スケジュール等を記載させていただきましたが、令和6年8月頃に整備・運営法人を決定し、その後開催される三者協議会（保護者、整備・運営法人、市で構成）の中で、職員の体制や利用料金について話し合いを行い、決定していく予定です。
次に「宮野木保育所の民営化を中止してほしい」というご意見についてですが、千葉市では公立保育所全体で建物の老朽化の進行が大きな課題となっていたことから、令和3年1月に長期的な視点で今後の建替えなどの方針を定める「公立保育所の施設管理の基本方針」を策定しました。
この方針では、20年間で47か所にのぼる公立保育所の建替えに必要な財源を確保するとともに、豊かな経験を兼ね備えた保育士等を育成する場などとして公立保育所に求められる役割を果たすために、必要かつ十分な公立保育所を存置した上で、運営及び維持管理・改築に多大な市の財政負担を要する公立保育所の一部を民営化することやその統廃合についても実施することとし、宮野木保育所については、将来的にも保育需要があり、事業者の参入意欲が見込まれるため、民営化する保育所として選定しました。
認可保育所における保育は、公立保育所か民間保育園かにかかわらず、法令等に基づく基準や国が定める保育所保育指針及び市の条例等にのっとり実施することから、差異はないものと考えています。お子様の体調等についてご心配されているお気持ちはお察しするところですが、公立・民間を問わず、安心してお子様をお預けいただけるよう努めてまいります。また、公立保育所の民間移管にあたっては、認可保育園等の運営実績がある社会福祉法人又は学校法人を移管先とするほか、三者協議会等を開催し、移管後の保育内容や行事等について意見交換を行うなど円滑な移管と保育の質の確保を図ってまいりますので、宮野木保育所の民営化にご理解願います。
なお、引き続き公立での保育を希望される場合は、千葉市内の公立保育所及び認定こども園への転所を優先的に調整させていただきます。

（お問い合わせ）
こども未来局幼児教育・保育部幼保支援課　TEL 043-245-5323

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