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更新日:2024年8月1日

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市民の声:男女共同参画センターによる相談時間について

要旨

女性相談は週48時間の実施に対して、男性相談は2時間の実施しかされていない。様々な自治体の相談事業を調べたが、ここまで性差により傾斜をつけている自治体は他にないと思われる。男性の方が自殺者数が多いことは、毎年の統計でも明らかになっているところだが、女性相談を24倍の時間実施する根拠を教えてほしい。また、それは受益者負担の公平性の観点に鑑みて正しいのだろうか。
さらに、男性相談の拡充等の予定はあるのだろうか。

回答内容

ご意見のありました相談事業を実施している男女共同参画センターは、男女共同参画社会形成の拠点施設ですが、その主眼は依然として残る男女格差の是正にあります。
背景にあるのは、内閣府の調査(男女共同参画社会に関する世論調査(令和4年11月調査))において、男女の地位が平等となっていると思うかという質問に対し、男性の方が優遇されていると回答した方の割合は78.8%となっていることや、給与の男女間格差や女性雇用者の半数以上が非正規雇用であり、女性は貧困等、より生活上の困難に陥りやすいこと、さらに、全国的にDV相談は高水準で推移しており、その対象のほとんどが女性であることなどです。
そのため、多様な困難を抱える女性に対するきめ細やかな支援が必要と考えており、男女共同参画センターで実施しているハーモニー相談につきましては、多くの女性にご利用いただけるよう相談時間を設定しているところです。
また、相談事業は、地域社会のセーフティネットとしての役割の一部を果たすものであるため、個々の受益者負担を原則とするよりも、社会全体として支える性質のサービスであると認識しております。そのうえで、相談体制の規模につきましては、人口や世代構成なども踏まえつつ、実際の相談実績等を考慮した対応が重要であると考えております。
現在、男性相談の相談枠は一杯になることがない状況であり、現時点では拡充の予定はありませんが、まずは一層の周知による男性相談の利用増加を図ってまいります。

(お問い合わせ)
市民局生活文化スポーツ部男女共同参画課 TEL 043-245-5060

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