市民の声：介護保険の認定調査について

要旨

介護保険の認定調査の件について。令和5年5月にコロナ禍の臨時対応が解除され、それまで調査をせず延長していたものが、従前の調査員による調査に戻った。そのことにより調査員の増強が必要となったが、未だにそれが果たされず介護保険の認定を受けている市民に支障が出ている。
認定の有効期間が切れる前に結果が出ないと、見込みの介護度と差が生じた場合、多大な自己負担の可能性が生じる。
また、ケアマネージャーも介護度に相違があればケアプランを作り直さねばならないなど、過大な負担を受けることになる。早急に予算も含めた対応を希望する。

回答内容

ご指摘のとおり、介護保険の認定調査につきましては、要介護認定申請から調査実施及び認定結果のお知らせまでに時間を要しております。ご不便をおかけし、大変申し訳ありません。
本市においては、厚生労働省通知に基づき、令和2年2月より、要支援・要介護認定の更新申請の際、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、認定調査を行うことが困難である等の申出があった場合、認定調査を行わずに、現行の認定有効期間を職権で12か月延長する「臨時的取扱い」を適用してまいりました。これにより、令和2~4年度においては、認定調査件数が一時的に減少しましたが、感染状況の変化に伴って、今年度、臨時的取扱いの適用件数が減少した結果、認定調査件数が増加し、調査員の増員等の対策を講じてきたものの、認定調査及び認定結果通知までに、より長い時間を要している状況です。以上を踏まえ、調査員増員等に向けたさらなる検討を進めており、認定調査及び認定結果のお知らせまでにかかる時間を短縮できるよう、努めてまいります。

（お問い合わせ）
保健福祉局高齢障害部介護保険管理課　TEL 043-245-5063

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