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更新日:2024年11月25日
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教育改革に関する5つの提案をする。
1.専門家による性に関する講習をしてほしい。
2.お金に関する教育について、貯蓄からNISAに対する知識が不足しているので貨幣の役割を講習してほしい。
3.郷土愛の向上に向けて千葉カルタを作ったり平和憲法の理解に務める議論を行ってほしい。
4.外国語指導助手(ALT)を増員してほしい。国際化した現在の社会では、英語は第二外国語にせざるを得ない。
5.ボランティア、寄附、年金、医療保健など相互扶助システムの普及・教育をしてほしい。
まず、専門家による性に関する講習についてですが、学校では、産婦人科専門医や助産師等による講演会を実施するなど、性に関する指導の充実に努めております。
次に、お金に関する教育についてですが、義務教育においては小中学校の家庭科で、物や金銭の大切さと計画的な使い方を、中学校の社会科公民で、金融の仕組みと働きなど市場経済の基本的な考え方を学習しています。また教科外にはなりますが、大学や市内企業の協力を得て起業家教育を行っており、その中で経済のしくみを学べるプログラムもあり、小学校を通じた案内もしています。高等学校では、金融教育に関する内容が拡充されており、家庭科の家庭基礎や公民科の公共、政治・経済で、資産運用に伴うリスクやリターンなど、投資について学習しております。
次に、郷土愛の向上については、複数の教科で指導を行うとともに、生涯学習や地域社会との連携も行いながら取り組んでおります。社会科では、小学校3、4年生で千葉市、千葉県の伝統や文化、先人のはたらきについて学習し、6年生と中学3年生では、日本国憲法の平和主義をもとに、我が国の安全と防衛、国際貢献を含む国際社会における我が国の役割について、多面的、多角的に考察・表現できるように学習しております。音楽科では、国歌「君が代」をどの学年においても、我が国の末永い繁栄と平和を祈念した歌であることを理解できるように指導しております。また、千葉市生涯学習センターでは「千葉市のふれあい子どもかるたで遊ぼう」という講座を毎年開催しております。この講座で使用しているかるたは、小学生が千葉市にちなんだ読み札や絵札を考案し、作成したものです。地域社会との連携としては、地域で働く方をゲストティーチャーとして招く取組みも行われており、郷土への誇りや愛情を育むことにつなげております。
次に、外国語指導助手(ALT)については、ご指摘のようにグローバル化している現代社会において、英語は非常に重要であると本市としても考え、ALTを令和5年度から増員し、現在は小中学校あわせて69名となっており、小学校3、4年生の外国語活動では2週に1回程度、5、6年生と中学校の外国語科では週に1回程度ALTが授業に参加できるようになりました。今後もコミュニケーションを図る資質・能力育成の取組みを進めてまいります。
最後に、相互扶助については、社会科で仕組みを学ぶとともに、道徳教育や学校教育全体を通して助け合いの心を学んでいます。外部人材の活用も含め、発達段階に応じた学習を進めております。
本市は現在、第3次千葉市学校教育推進計画に基づき人間尊重を施策の基軸とし、「夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子ども」の育成を目指すとともに、「自ら考え、自ら学び、自ら行動できる力をはぐくむ」ことを目標として教育活動を進めております。
今後もご提案いただいた5つの視点をはじめ、教育活動のさらなる充実に努めてまいります。
(お問い合わせ)
・専門家による性に関する講習に関すること
教育委員会学校教育部保健体育課 TEL 043-245-5941
・お金についての教育、郷土愛の向上、外国語指導助手(ALT)、相互扶助の学習に関すること
教育委員会学校教育部教育指導課 TEL 043-245-5981
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