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更新日:2025年12月24日

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市民の声:1号認定児童に対する選考について

要旨

保育園の1号認定児童に対する選考について、連携施設の卒園予定児童を優先して選考することは、「基準法令 第六条4項」に違反していると考える。
したがって、以下の対応を求める。
1、認定こども園への移行の見送り
2、連携施設の卒園児が優先的に入園できることを事前に周知しなかったとして、認定こども園へ移行するが、移行措置として今後2年間は1号認定児童を選考しない
3、従来の2号認定3才児の定員を30名とし、1号認定の児童を5名追加

回答内容

保育園の1号認定児童に対する選考についてですが、連携施設の卒園予定児童を優先して選考することは、国の基準に照らしても、差支えないと考えております。
当該保育園に確認したところ、「連携施設の卒園予定児童で募集定員枠が埋まらなければ、広く一般募集を実施する予定だったが、同施設の卒園予定児童で枠が埋まったため、一般募集には至らなかった」とのことです。
国基準上の「選考方法をあらかじめ教育・保育給付認定保護者に明示した上で、選考を行わなければならない。」という規定は、「利用の申込みに係る子どもの数及び現に利用している子どもの総数が、利用定員の総数を超える場合、その申込者に対して選考基準等を明示しなければならない」という趣旨であることを、こども家庭庁にも確認しております。このため、本件については、連携施設の卒園予定児童のみで、保育園が設定した1号認定3歳児の受入枠が埋まっていることから、それ以外のご家庭への選考基準の明示は、行われなくても差し支えないものと考えております。
なお、連携施設のホームページに記載されている「保育園への優先入園はありません」という説明については、園に確認したところ、1号認定児童に関しての記載ではなく、2号認定児童としての記載とのことであり、誤解が生じない記載内容に修正されております。
また、保育園等が認定こども園に移行する場合、その認可等の手続きは移行の前年度に行っており、連携施設からの優先枠があることを含め、移行の2年前から1号認定児童の選考基準を対外的に明示しておくことを本市から園に求めることは、法令等の根拠もなく困難です。
従いまして、1つ目と2つ目のご提案に対応することはできないことをご理解いただきますようお願いいたします。
また、3つ目のご提案については、当該保育園における2号認定の3歳児の定員は、認定こども園への移行前後ともに25人であり、園に対して、30人の受入れを求めることはできないと考えております。
上記のほか、1号認定児童の受入れに関して、ご意見・ご要望がある場合は、直接、園に問い合わせいただきたいと思います。
本市としましては、引き続き、保育を必要とするご家庭が安心してお子様を預けられる環境整備を進めるとともに、今回のご意見も参考に、認定こども園の入園手続きをより分かりやすくお知らせする方法等を検討してまいります。

(お問い合わせ)
こども未来局幼児教育・保育部幼保支援課 TEL 043-245-5879

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