市民の声：千葉市市民自治によるまちづくり条例について

要旨

「千葉市市民自治によるまちづくり条例」のもとでまちづくりが実現されることを切に願っているが、近年の現状は、自治会役員・会員名簿には連絡先の記載はなく、近所のお子さんに声をかけることもはばかられるなど、近隣との関係が希薄化している。明快な「千葉市市民自治によるまちづくり条例」とともに現況を打破する策を講じることが先決ではないかと考えている。
そこで、この条例を貫徹させるためには、基本的な教育や道徳観をも念頭に、根本にある問題に焦点を当て市民が議論し検討されなければならない点が多々あると思っている。

回答内容

ご指摘のとおり、近年は個人情報保護の意識の高まりや社会情勢の変化等による地域住民間の関係の希薄化、高齢化による担い手不足等により、これまで町内自治会等にご尽力いただいてきた地域の見守り活動や防犯活動の継続が困難になるなど、多くの地域課題があるものと認識しております。
条例の前文では、「将来に引き継ぎたいと思えるまち」の実現のため、「市民＝まちづくりの担い手」が地域の課題を「ジブンゴト」として捉え、ほどよい「おせっかいの精神」で助け合い、できるところからまちづくりに取り組むとしており、地域課題の解決のためには、条例の理念のもと、行政主導の市民参加や協働のみではなく、市民の自立的な活動により、地域の実情に合ったまちづくりに取り組むことが必要です。
市では、「千葉市市民自治推進のための実施計画」及び「実施状況」を毎年度策定、公表するとともに、今後も引き続きWEBアンケートなどを通じて、市民の皆様の市民自治に関する意識などの把握に努め、今後の施策や事業等の参考とさせていただくほか、様々な機会を活用して当条例を周知してまいりたいと考えております。

（お問い合わせ）
市民局市民自治推進部市民自治推進課　TEL 043-245-5664

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